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在日朝鮮人のための北朝鮮講座(65)

1解法者:2004/06/05(土) 20:09
>離散家族(36)−元在日の状況(13)

 彼女、また故郷に戻って来た。生き別れとなった家族からもしや連絡があるかも知れないと考えて戻って来たという。
 あの「人民班」制度があって、まる6年も留守にして故郷に戻って来て問題とならなかったのかと疑問に思う方もいるかも知れない。
 北では、食糧難で長期間留守にしたり、突然いなくなる人が多く、それが普通となっている。誰も不思議に思わない。警察(人民保安省)も何にも言わない。既に地方では「人民班」制度は崩壊していると考える。
 家はどうしたかと聞いたが、中国で稼いで来た金で買ったという。生活は前よりずぅ〜と楽だという。それはそうかも知れないが、家族を失った代償ともいえる。何とも答えようがなかった。
 こういう流転の人生を歩んだ人も珍しいと思う。ここまでは行かなくともこれに似た人生を歩んでいる人は多い。
 未だに「朝鮮総連」は北を<地上の楽園>だと宣伝?しているが、彼らもわかっている。
彼らの家族は<地上の楽園>に住んでいるが、大半の<元在日>は<地上の地獄>に住んでいる。こうして、北の庶民の生活を紹介しても全く反論がないのがその証拠かも知れない。
 おそらく、彼女は再び中国を目指すと思う。家族も失い、もう失うものはないと考える
からだ。


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