[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
| |
在日朝鮮人のための北朝鮮講座(62)
1
:
解法者
:2004/05/26(水) 02:03
>離散家族(34)−元在日の状況(10)
ここに落ち着いて彼女が最初にしたことは、日本の親戚と連絡を取り、脱出の資金と中国での生活費用を援助してもらうためである。ほとんどの<元在日>がそうする。
これを目当てに商売する者もいる。中国からやって来る朝鮮族の行商人だ。その一人を紹介された。その行商人は甥が日本に留学しているという。「林」という女に日本円で5万円を渡して日本の親戚との連絡を依頼した。5万円といえば、中国では2ヶ月分の生活費、北では米が最低でも600キロ、場所によっては900キロ買える。2年分の生活費くらいだろうか。
いずれにせよ大金だ。ところが一向に日本の親戚から連絡がない。これには後日談があって、中国でこちらと接触した<元在日>の中でこの「林」に日本の親戚を探してくれという依頼をした者が4名いた。確かにこの甥?は日本の東京にいた。専門学校に通っていた。しかし、全く<元在日>の日本の親戚を探していなかった。さらに、この男、「林」の甥ではなく全くの他人であった。この2人で詐欺を働いていた。この男、こっ酷く追及したら中国へ逃げ帰った。考えて見れば、外国人などが日本人の消息を探せるわけがない。手段も縁故もないからだ。
日本からの親戚の連絡を待ちながら、ここでも1年いた。ここで待っていても日本の親戚と連絡を取れないので、いよいよ中国に渡ることにした。そこで故郷から長男を呼び寄せ、一緒に中国に渡ることにした。「人便(いんぴょん)−人づてで連絡すること」で長男と連絡を取り、呼び寄せた。そして、中国に渡った。このあたりから中国へ渡る人が多いが、これは国境を流れる川の「図們江」の川幅が狭く渡りやすいことと対岸の中国が「延辺朝鮮族自治州」で朝鮮語が通じることにある。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板