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拉致家族の子女が帰って来る

1解法者:2004/05/22(土) 00:55
 さて、明日、拉致家族の子女が帰って来るかもしれない。
 これについて、<日本に来ても言葉や習慣など、日本人として生きて行くには相当努力しなければならないと思いますね。日本語は殆ど出来ないでしょうから>という意見が寄せられた。
 こちらは北にいる<日本人妻>の帰還に助力しておりますが、同じような
問題を抱えている。
 <日本に来ても言葉や習慣など、日本人として生きて行くには相当努力
しなければならないと思いますね。日本語は殆ど出来ないでしょうから>
 そのとおりで、日本にはこれをサポートするシステムがない。
 当の<日本人妻>は良いのですが、子女、35歳から45歳くらいの人も多く、
日本語の習得に非常な困難が伴います。幸い住宅などは提供いただいて
いるが、買い物一つにしても大変で、こちらには朝鮮語ができる人が
大勢いるが、仕事を抱えており、付きっきりというわけには行かない。
在日朝鮮人に協力願いたいと思っているが、彼らは朝鮮人に拒否反応が強い。
在日朝鮮人(在日韓国人も含む)は、全て「金 正日」の間諜で、いつまた
北朝鮮に拉致されるかと凝り固まっており、説得はまず不可能と考えた方がよい。
 こちらなぞ、問題にならないくらい<反朝派、反韓派>なのだ。
 これがまた、悩みの種である。

 拉致家族の子女などは若いからまだ良い。それぞれ日本に家族がおり、
シッカリしていますから、苦労はこちらの場合とは比較にはならないと思うが
・・・と考えたが、肝心のことを忘れていた。
 それは、5月20日(金)の朝日新聞によると、拉致家族のなかで本人が日本人だと伝えてあるのは、曾我さんだけだということだった。
 日本人妻の場合は、子女を伴って北へ渡った例が多いから、子女も日本人
の子であるという認識がある。
 また、日本人妻の場合は北で差別と貧困の中で日本を懐かしむ気持ちが
強かったようで、子女に日本のことを良いように説明し、童謡なども教えて
いた。したがって、子女も日本について知り、親近感を抱いている。
 これが大きい。もちろん、日本では様々な問題に直面する。しかし、望んで日本に来た。拉致家族の子女とはここが違う。
 しかも、拉致家族の子女は曲がりなりにも<生活面>で北で優遇されて来た。
金 正日に対する<敬愛心>も強い。これが日本に帰って来る。誰も「金 正日」に尊敬心を持っている者などいない。それどころか唾棄すべき人物と思われている。これには驚愕を覚えるだろう。韓国に亡命した北朝鮮人にもこの現象が見られる。
 このギャップがなかなか埋められない。日本での友人も遠慮なく北を非難し、「金 正日」を非難する。テレビをつければ北の生活を揶揄している。
 これを克服するのは大変困難を伴うと思う。いずれは両親・近隣の人からの話などで「反朝派」にはなるだろう。しかし、ここに至るまでの道のりは遠い。
 これは<日本語習得>以前の大問題だ。
 日本人妻の子女の場合は、日本語の習得に比例して日本の習慣、日本人からの偏見に慣れて行く。もちろん、これが完全に克服できるとは言えないが、大部分が緩和される。
 拉致家族の子女は、ここまでの前段階が大変だ。帰って来たら来たで、問題が多い。不登校や引きこもりにならなければ良いが。
 こちらの経験から、周りの人も北での生活などは興味本位で聞かない方がよい。特に日本との比較が一番いけない。体制・習慣・文化批判が<バカにされている>と感じ、傷つく。こういうことは本人の自覚に委ねることだ。いらぬ<おせっかい>は一番悪い。
 子女が学校に行くならば、教師は予め生徒・学生に<厳しく>指導しておかなければならない。最初が肝心で失敗したら取り返しがつかなくなる。


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