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在日朝鮮人のための北朝鮮講座(61)
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:
解法者
:2004/05/20(木) 12:22
>離散家族(33)−元在日の状況(9)
こうして、中国を目指した。といってもほとんどが歩きだから、そう簡単に中国国境まで行き着けるわけではない。<牛の歩み>となる。まず、「元山」に着いた。着いたといっても数日かかっていた。やはり都会がよいという。周りの人が関心を持たないからだという。匿う<元在日>も親戚だといえば、疑われない。ここで情報を集めながら半年いたという。もちろん、働きもした。仕事は<元在日>の力もあって以外に多くあったという。
「元山」は新潟からの航路が開けている港で「万景号」もここに到着する。日本から北の家族を訪ねて来る人が滞在するからこの人たちを相手に商売(食堂など)をする人も多くいわゆる金持ちも多い。
お陰で、故郷の家・家財道具を売った金を使わずに済み、さらには蓄えもできたという。
さらに、ここから「高原」を経由して北の第二の都市「咸興」に住み着いた。ここでも
<元在日>の世話になった。ここにも6ヶ月いた。ここからさらに日本海沿岸に沿って咸鏡北道の「吉州(きるじゅ)」を経て「清津(ちょんじん)」に着いた。ここにもしばらく滞在して、いよいよ中国故郷に近い「茂山(むさん)」に到着した。何日か滞在しているうちにこの近辺から中国へ渡るのは警戒が厳しくて難しいということがわかり、また「清津」に戻った。ここにまたしばらくいて情報を集め、「會寧(ふぇりょん)」に行き、さらに中国の「図們」の対岸にある「南陽(なむよん)」に来た。
ここまで、2年かった。400キロを2年、長い道のりであった。ここでも<元在日>の世話になった。
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