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在日朝鮮人のための北朝鮮講座(42)

1解法者:2004/04/10(土) 07:52
>離散家族(34)<

 先に説明したとおり、朝鮮戦争のときには、北でも軍隊への強制連行が行われましたので、これを嫌って、南下したり、山に隠れているうちに、戦争のために家に帰れなくなって、そのまま、韓国へ来た者もおります。そのまま、韓国へ来た人たちに聞きますと、全ての人が、戦争は2,3ヶ月で終わる、ほとぼりがさめたらコッソリと帰ろうと思っていたと言っておりました。きっとそうだと思います。故郷を捨てるということは勇気のいることですからね。
 その中には、妻を北に残したまま南下した者もいました。戦争がすぐに終わると思い、少しの間だけ山に隠れているうちに、山と実家との間に戦線が入り、帰れなくなったのです。妻のお腹のなかには子供がいました。彼の依頼で北の家族の消息を探し当てましたが、北に妻も子もいたことが南の妻と子にばれて離婚問題に発展したこともあります。朝鮮の女性は激しいですからね…。ただ、この人、子供が女と聞いて失望し、再開への願望が薄れていたようでした。朝鮮人は<男子中心>の社会ですから。
 韓国では、現在、「離散家族再会事業」が始まっていますが、南の離散家族が北の家族を恋い焦がれているというのも、実態ではありません。


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