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■■法学部スレッド■■
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現代外交論です。
H16
問題Ⅰ
第二次世界大戦後、冷戦が終結するまでのあいだに、人権尊重の国際基準が確立されたのでありますが、それにもかかわらず、内政不干渉規範を優先するような国際関係秩序が形成されていきました。
1) 冷戦期に内政不干渉国際関係が形成される国際政治的な背景を、東西関係との関連で、また「弱い国」の「消極的主権」との関連で説明しなさい(30点)。
2) 「弱い国」の消極的主権を保護し、そして内政への国際干渉を不当なものとみなすことに貢献した国際規範について論じなさい(20点)。
問題Ⅱ
「民主主義による平和」の思想は、今日の先進諸国の援助政策、予防外交、さらには平和構築の理念になっています。
1) 「民主主義による平和」という国際平和の思想が世界に広まるようになる背景を、国内秩序(国家体制)と国民の安全との関連で、また民主主義と国際関係との関連で、論じなさい(30点)。
2) 紛争後の平和構築において、「民主主義による平和」の構築の成否の鍵のひとつは、紛争の形態にあるといえます。紛争形態と平和構築の成否の関連について論じなさい(20点)。
H17
問題I
20世紀初頭から国際社会は、国際平和と安全保障に取り組んできたのにもか
かわらず、戦争は発生しています。20世紀後半からは、難民・避難民が急増し
ています。人間にとって、世界はけつして安全な場所とはなっていません。そ
こで、20世紀初頭から今日にいたるまでの戦争の形態の変化とその要因につい
て、戦争の制度化、総力戦、イデオロギー対立、「新しい戦争」、エスニック戦
争、戦争の脱制度化の概念を中心に論じなさい。(50点)
問題Ⅱ
冷戦終結とともに、国家の統治基準として「グッドガヴァナンス」(良好な統
治)が国際社会で求められるようになります。なぜ冷戦後にグッドガヴァナンス
が求められるようになったのでしょうか。冷戦期の国際関係秩序とその問題点
を検討しつつ、冷戦後にグッドガヴァナンスが求められるようになる国際関係
要因および国内要因について論じなさい。(50点)
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