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【2003後期】三田・法学部 履修情報
177
:
名無しの塾生
:2004/02/03(火) 22:17 ID:qm1TGRzM
【2003年度 民法4 池田真朗君】
問題1.
以下の(1)〜(5)の記述の正誤を問う。それぞれにつき、まず正誤の別を記した上で、
その理由を簡潔に説明せよ(正誤のみ書いてあって理由の付されていない解答には
点を与えられない)。〔10点×5=50点〕
(1)
AはBに、自己の所有する甲トラックか乙乗用車のいずれかを、自分が選んで贈与す
るという契約を結んだ。しかしBは甲トラックの試乗を申し出て事故を起こし、同車を
廃車にしてしまった。この場合、AはBに乙乗用車を贈与しなければならない。
(2)
AはBに6000万円の債権を有しており、Bには保証人Cと、物上保証人D(担保目
的物の土地の価格3000万円)と物上保証人E(担保目的物の土地の価格1000万
円)がいた。DがBの債務全額6000万円をAに弁済した場合、DはCに対して30
00万円分Aに代位できる。
(3)
金属部品を製造するAは、Bから5000万円の融資を受ける際に、今後3年間に取引
先のC、D、E、Fに対して発生させるかもしれない部品売掛代金債権を譲渡する契約
を結んだ。しかしこのような譲渡契約は無効である。
(4)
履行不能の填補賠償において、賠償されるべき目的物の価額が履行不能になった時に
100万円で、その後訴訟提起までにいったん150万円まで騰貴し、さらに口頭弁
論終結時には120万円に下がっていたという場合には、損害賠償請求は最高120
万円までしか認められない。
(5)
Aは弟のBに市場価格3000万円の土地を1800万円で売却して登記を移さない
でいたところ、その1年後に事業が破綻して無資力となった。その直後にAからBへ
の移転登記が行われた。Aの一般債権者C(一年以上前から債権を有している)は、
この土地売買契約またはこの移転登記を詐害行為として取り消すことができる。
問題2.
AはXから3000万円の貸付を受け、その際に友人のBに頼んで、保証人にな
ってもらった。その後AはXに1000万円の売掛代金債権を有するに至っている。
さらにその1ヶ月後、Xはこの3000万円の貸付債権をYに譲渡し、その旨をA
に確定日付のある証書で通知した。弁済期が来て、YがBに弁済を請求してきた。
(1)この弁済請求に対して、Bは、与えられた事案の限りで、全額を単純に弁済する
以外に、どのような法的手段があるか。3つの手段をあげて説明せよ。(2)Aがこの
Yへの債権譲渡について異議を留めずに承諾していた場合に何か違いがあるかどう
かも説明せよ(時効、錯誤等、書かれていない状況を考慮する必要はないし、また
それらの事案の状況を付加的に作出して検討しても加点されない)。(50点)
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