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ナンミョウホウレンゲキョウで幸福になれる理由

47なんだかだが・・・:2004/09/29(水) 23:39
さて「気の導引術」なる書は「徳間書店」あたりから出ている本ですので、そんな
ものは現代の有象無象の書いたもんだろうぐらいの感想を持たれて歯牙にもかけない
人も世の中には」いることでしょう。

しかし実際に「気の導引術」なるものは中国四千年の歴史の中に存在していたのです。

その一旦はたとえば、「老荘と仏教」(講談社学術文庫、森三樹三郎著)などを見ます
と、そこにそれを示す部分があります。そのp.72-74を見ますと、ちゃんと「導引」という
名の健康法がすでに「荘子」の時代によく知られていたことが書かれています。そこに
書かれている記述内容はまさしくすでに上記したところの「古くなった生気を吐き出し、
新しい生気を取り入れ、あたかも熊が木に登り、鳥が伸びをするような格好をして、云々」
というまさしく「気の導引術」のそれでしたから、中国には遠い昔からこうした「気」
の実践科学があったということでしょう。

ですから、それはそもそもが、そうした現代で言えば「ストレッチの科学」あるいは
「スポーツ科学」の一種だったことでしょう。

また、実はインド発祥のヨーガもそういう文脈で捕らえることが本来可能な部類の
ものだったのでしょう。

しかし、それらは、実際に我々の「体の実践的な科学」ではあったものの、現代の
ような「客観性の高い科学的認識方法に基づいては」いなかったがために、それらは
あくまでも当時の人々が「信仰的に認識していた」ところの”疑似科学的”な概念や
言葉で語られていたということだったのです。それらが宗教と結びつく根底でも
ありました。しかしそれでもそれらはまさしく「現実の現象」としての生理学を構成
するほどに実験的に効果を求めて少なからず精緻に研究されていたものであることは
今我々が実地にそれを実践して確認することができるほどのものであることは確か
でした。


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