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折伏・選挙・新聞等で仏界は涌現しない
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:
銀舌居士 </b><font color=#FF0000>(ozoLVp46)</font><b>
:2004/05/16(日) 00:34
お気持ちは察します。
しかし、幹部の善し悪しによって功徳の有無が生じるということはありません。
また、幹部を信じられるか否かは信心とは一切関係がありませんし、
役職は所詮仮のものに過ぎず、信心を測る物差しとすべきではありません。
幹部に批判すべきものがあればそのつどしていくようにして、
日常の自分の時間においてはそれには囚われないようにしたいものです。
法華経には如来の滅後、法華経を得るためには四つの条件を成就する必要がある
と説かれています。
仏告普賢菩薩。若善男子。善女人。成就四法。於如来滅後。当得是法華経。
一者為諸仏護念。二者植諸徳本。三者入正定聚。四者発救。一切衆生之心。
一には、諸仏に護念せらるることを為、(ご本尊)
二には、諸の徳本を植え、(題目)
三には、正定聚に入り、(和合僧)
四には、一切衆生を救う心を発せるなり(広宣流布)
となります。
利他の精神が必要であることは経文に照らして明白です。
また、折伏で功徳を感じない人がいるということですが、功徳には四つの種類が存在します。
祈祷に於ては顕祈顕応顕祈冥応冥祈冥応冥祈顕応の祈祷有りと雖も
只肝要は此の経の信心を致し給い候はば現当の所願満足有る可く候
(道妙禅門御書 1242頁)
顕祈冥応や冥祈冥応においては、その功徳を受けていてもよくわからないのです。
感じないからといって、御書や経文に明確に書かれてあることに対して
不信を起こすのは早合点が過ぎるというものです。
(ずるく感じられるかもしれませんが、御書に書かれてある以上、意味のあることです)
此は物のはしなり大果報は又来るべしとおぼしめせ
陰徳陽報御書 1178頁
「あなたの受けている功徳はまだほんのはじまりにすぎない。
大果報は、また後にくると思っていきなさい」と大聖人は仰っておられますが、
あなたがたの受けている功徳もまた同様で、本来ならばもっともっと大きな功徳を
受けることが出来るだろうと思います。
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