①「ジョギング中に「怪しい」と射殺された黒人青年。」
February 23, 2020、Glynn County, ジョージア州で起きた事件ー当時25歳のAhmaud Arberyがライフル銃で射殺された事件。ジョギング中とはまったくの嘘。黒人青年が自宅からだいぶ離れた白人居住地区に行き、いろいろ周辺を物色している証拠のビデオがある。その時はジョギングなんかしていない。そして急に走り出す。靴はジョギング用ではない。もっとヘビーな靴でジョギングにまったく向かないやつらしい。その地域に盗難があったらしので市民は警戒している。その状況下「怪しい」不審者を発見。彼は犯罪歴ももつ。そのことから物色も考えられる。不審者として、住人が数人でライフルをもった車で追跡、捕まえようとした。走り去る黒人青年に止まるように叫んだが止まらない。彼の前に車を止めて、車から出て制しようとした。そのようすがすべてビデオに取られている。ところが黒人青年は飛びつきライフル銃をつかみ奪おうとして格闘になる。それをみていた別の白人が発砲した。彼が命令に素直に従っていたら、死ななくてよかったケース。それに関与した白人は全員逮捕されている。みな裁判をまっている段階である。
③「公園でオモチャの銃を持っていたために、問答無用で射殺された黒人の中学生」
November 22, 2014、オハイオ州のクリーブランドでの事件。「銃を無差別に通行人に向けている男」がいるという911の通報で車で駆け付けた二人の警察官の一人がその男を射殺。その男とは12歳のTamir Riceであった。警察官は発砲時には相手の年齢は把握していない。本物と思った拳銃は本物と瓜二つのオモチャであることが後で判明。拳銃を向けたら、年齢や人種にまったく関係なく警官は発泡する。その様子がビデオに取られている。これは常識。警官だって射殺される事件は枚挙にいとまがない。彼らの仕事は命がけなのである。警察官が容疑者を射殺するのは毎年千人程度の件数。容疑者も武装しているからだ。容疑者が無防備でも起こりえる。容疑者と格闘になり、警官の腰にある拳銃を奪おうとすることがままある。そういうことを含めて黒人が無防備で射殺される件数は9件。白人の容疑者のケースは件数がもっと多い。それをもってしても黒人差別と叫ぶのは見当違いである。前に言ったが現実は黒人同士での殺し合いが年間7000件という数値とその警察の9件を比べてどう思うか。黒人差別の警察官が黒人をターゲットに殺しまくっているという嘘をマスメディアがプロパガンダしているのは呆れるとしかいいようがない。アメリカ市民もそれに気付いている。トランプ政権が予想外に生れた背景がそこにある。