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時事問題深読みスレPart2

84凡人:2020/06/07(日) 17:57:13 ID:mldCjOSY0
数字だけで見た場合、東京の典型的な殺人事件とは、相手とのいざこざや痴情のもつれから、激高し、刃物を持って相手を刺す、その結果相手が死んでしまう。しかし、刃物で人を殺すのは難しいので重傷や軽傷、つまり未遂で済む場合が多いということになるのである。

NYの場合は、銃の存在によって相手を激情によって殺すも、計画的に殺すのも同じになってしまう。引き金を一回引けばかなりの確率で相手は死んでしまうからである。

ちなみにNY市はアメリカでも最も銃規制の厳しい場所の一つである。銃の所有も携帯も厳しく規制されている銃規制の厳しいNY市ですらこれほど銃を使用した殺人事件が発生している。これはどれほどアメリカ中に銃が蔓延しているかが如実に現れたデータであるとも言える。

被害者のデータについても興味深い。NY市のデータから分かることは、同じ人種同士で犯罪が起こっていること。さらに被害者に逮捕歴や保護観察処分を受けている数が多いことから被害者にも落ち度があるということを示している。こういったデータをNYPDが発表しているということは、殺人の被害者になりたくなければそういったことをするなというメッセージが込められている。

以上がNY市と東京都の殺人事件の件数について考察してきた結果である。NY市が非常に治安が悪いイメージを与えてしまったかもしれないが、NY市の殺人事件の件数は2000年の673件に比べると150件以上減っている。また凶悪事件と呼ばれる事件件数は2000年の18万件以上から2011年は10万6千件まで減っているのである。

NY市の凶悪事件の件数は年を追うごとに右肩下がりで減ってきていることから、今後もNYPD並びにニューヨーク市の犯罪抑制政策について注視していきたい。


今川所長補佐 警視庁派遣
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