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時事問題深読みスレPart2

83凡人:2020/06/07(日) 17:46:11 ID:mldCjOSY0
この表3を示すことによって、NYPDは通常のまともな生活をしているNY市民に対して、「普通の生活をしていれば危険はない」という安心感を与える目的があると考えられる。

また、他人種間での殺人事件の発生が少ないことも特徴としてあげられる。やはり同じ人種、同じコミュニティ内で事件は起こりやすいのである。

殺人事件の被疑者について
373人の被疑者の人種(逮捕されていない者も含む2012年3月14日まで)

表5
3%アジア人
59%黒人
33%ヒスパニック
5%白人
ほぼ60パーセントが黒人である。黒人被疑者が殺害した83パーセントの被害者が同じく黒人であった。

2010年から2011年で黒人の被害者数は前年比10パーセント減少。殺人事件の被害者の全体数が減ったのは、黒人の被害者が減ったことによるものである。

同様にヒスパニック被疑者が殺害した66パーセントの被害者が同じヒスパニックであった。

アジア人と白人の被疑者の55パーセントが家庭内暴力等から殺人を起こしている。

東京都の数字については、被疑者の人種についての統計無し。ちなみに外国人による殺人事件は8件(約7.5パーセント)(内訳中国人4名、韓国・朝鮮人2名、フィリピン人1名、その他1名)となっている。日本はほぼ単一民族といっていい国家であるから人種別の統計が重視されるアメリカとはかなり統計を出す目的も異なっている。

○ 女性被疑者は10分の一以下
表6
9%女性
91%男性
2011年に逮捕された女性の65パーセントが家庭内暴力から殺人を犯している。これらの女性被疑者のうち55パーセントが被害者を刺殺している。

女性被疑者の4分の一が子供を殺害したということで逮捕されている。

5人の女性被疑者(18パーセント)が被害者を銃で殺害している。

24パーセントの女性被疑者が女性を殺害している。

東京都の場合は被疑者の全体数107名のうち女性は19名(約20パーセント)である。この割合はNY市よりも高い。東京都の男女別の殺害の動機を示した統計は示されていない。

○ 被疑者の85パーセントが逮捕歴を有している。
表7
85%前歴有
15%前歴無
42パーセントの被疑者が違法ドラッグの売買や所持での逮捕歴がある。

4分の一近い被疑者が逮捕された時点で保護観察中、あるいは逮捕状が出ていた。さらに14パーセントの被疑者がギャングの構成員。

女性被疑者の29パーセントは逮捕歴がない。

東京都の場合、成人被疑者の67パーセントが前科無し。33パーセントが前科持ちである。この数字もかなりNY市とは異なっている。半数以上の殺人事件の加害者がいきなり最初の犯罪として殺人を犯してしまうのである。これも偶発的、突発的に相手を殺してしまうというケースが多いためと思われる。

○ 被疑者の四分の三が16歳から37歳。
表8
2%14歳〜15歳
75%16歳から37歳
23%38歳から76歳
被疑者の平均年齢は29歳。中間年齢は25歳。34パーセントの被疑者が16歳から21歳。一番若い被疑者は男女とも14歳。(その女性は家庭内暴力から相手を殺害)。被疑者の最高齢は76歳(これも家庭内暴力から相手を殺害)である。

東京都の場合は被疑者16歳から39歳の数字は55人(総数107のうち)であり、ほぼ半数。16歳から21歳の被疑者の数は9名(8.4パーセント)。一番若い被疑者は男女とも16歳であった。

おわりに 〜統計を比較しての考察〜
東京とニューヨーク市の殺人事件の件数を比較してきたが、NY市の殺人事件件数515件と東京の殺人事件認知98件だけを見ると約5倍であるが、東京の数字は未遂も含まれていることから、実際の殺害された人員38名だけを比べると13倍以上にもなるのである。

NY市と東京を比べると犯行の動機と殺害の手段の違いだけで東京とNYの殺人事件の特徴の違いがかなりはっきりする。憤怒や怨恨というものは一時の激情に左右される。日本の場合、一時の激情によって相手を殺すことが多いということになり、NYの場合はその割合が若干減り、ギャング同士の抗争や違法薬物をめぐったトラブル等から殺害に至るという事件が多い。
3-4


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