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高崎がわかるプログ・サイトPart3

648凡人:2021/03/25(木) 22:55:43 ID:GvDJucak0
 だから、健大高崎さんみたいに振ってくるところには、比較的対応しやすいんです」と、この日の石川君の好投はある程度は予測出来たようだが、思っていた以上の好投に満足気だった。

 石川君自身も、最も得意としているツーシームがよく決まり、「ボク自身のそんなにスピードがあるというタイプではないと思っています。だけど、関東大会1位のチームに、これだけ投げられたことは自信になります」と、まずは当面の春季大会へ向けては大きな自信となっていったようだった。

 また、至学館では、捕手の山岡 聖弥君が低めに落ちていく球に対しての反応もよく、ほとんど後逸がないのも大きい。石川君も「ランナーが三塁にいる時でも安心して、タテの変化球を投げられます」と絶対的な信頼を置いていた。

 こうして、1試合目では至学館が8回まで無安打ながら、敵失に乗じて3点を奪い、9回には横道君がダメ押しとなるタイムリー打を放っていい形の試合とした。

 健大高崎としては、7回に8番綱川君が石川君の外へ逃げていくスライダーを上手に拾って左翼へ2ランしたにとどまった。綱川君は、途中まではDHとして出場していた2試合目でも2回に逆転となる2ランをまったく同じようなところへ運んでいる。

 リリーフのマウンドに立った下手投の山本君のカウントを整えに来たところをこれまた上手に拾った一打だった。また、この試合では、お互いが仕掛け合うかのように、盗塁や積極的な走塁を仕掛けていきながらの点の取り合いにもなっていった。そして、至学館が9回四球の走者をバントで進めて、一死二塁としてここから代打攻勢を仕掛けていった。

 最後は二塁への牽制アウトで引き分けとなったところも、まさに両校の戦いらしい形のフィニッシュだったとも言えようか。

 健大高崎は、前日は静岡県の愛鷹球場で、加藤学園との試合が7回まで行えたということで連戦になったのだが、ここからさらに関西へ向かいながらセンバツの初戦の下関国際に挑むことになる。

(高校野球ドットコム/取材=手束 仁)
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