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高崎がわかるプログ・サイトPart3

632凡人:2019/07/13(土) 21:38:12 ID:aa/QkHo60
 福田大蔵大臣は、谷口先生の書かれたものをよく読んで共鳴して居られ、叶(かのふ)達磨(だるま)を例に引いて、終戦後の日本は、経済面では大発展して、世界中から驚嘆されてゐるほどになったから、片方の眼にだけ瞳を入れられたが、もう片方の眼は、精神的な発展進歩を得なかったら瞳を入れられない。その片方の白眼に黒い瞳を入れて下さる人こそは谷口先生であると言われ、満場は拍手喝采した。大衆小説の作家山岡荘八氏は『徳川家康』のやうな大作をはじめ、数多くの傑作を書いて居られる有名な人であるが、少しも自分を偉ぶらないで、〝自分の書く小説は、谷口先生の著書を読んで、その精神を受けて書いてゐる。書く種がつきると、また谷口先生の御本を読んで、また新たに筆を運んでゆく、今後もよろしく指標となって頂きたい〟といふやうな意味の話をされた。
 世の多くの成功者は、自分が偉くて出世したかの如く言ふが、山岡荘八氏は、謙虚な態度で、ものやはらかに話された。私は山岡荘八氏は立派だなあと心の中で叫んだ。
 洋画家の第一人者の林武氏も、さまざまの生活苦を越えて、今日の大をなされた人である、『生命の實相』を心読されたし、その画の修行に於いて真理を体得されたやうである。画の中には必ず中心があるものだと言われ、その語られる一言一句の中から、深い宗教的な味がにじみ出てゐた。画家もまた、大家となるほどの人は、筆先きだけの巧者ではなく、その絵の奥に、美しく深い精神を湛え、そこから潤み出て表現されるものだと、しみじみと聴き入った。立正佼成会会長の庭野日敬氏も、生長の家の家の教へに共鳴して居られたやうで、谷口先生を非常に尊敬して居られ、来年は「世界宗教者会議」の時は、『是非谷口先生を御招きして、御意見を聴かして頂きたい」などと話して居られた。作家の林房雄氏、俳優の片岡仁左衛門氏など、それぞれに良い話をされたし、東京大学名誉教授神川彦松氏や、日経連専務理事の桜岡武氏や、産経新聞社長の鹿内信隆氏、前外務大臣三木武夫氏や、富士鉄社長の永野重雄氏など、いづれも皆『生命の實相』を読まれて、精神的に或は肉体的に得るところ大であって、「谷口先生は私の恩人です」と言われた人も幾人もあった。
 私はうれしかった。そして「時が来た」と感じた。多くの知名人が集って来て、パーティが盛会だったと言ふがごとき小さいことをうれしがってゐるのではない。
 日本の各界の代表的な人たちの魂が「生長の家」の教へにふれ、その教へを生活に生かし、谷口先生を祝福し、感謝されたことである。
 思へば三十五年前、私たちが兵庫県住吉村から上京し、日本の中心東京で、光明化運動を拡大しようとし、新聞に著書の広告を出し、雑誌に教への記事を発表された時は、東京のジャーナリズムは、競って「生長の家」を迷信邪教扱ひにし、真実そのままの体験談を発表したのに「誇大広告」だと警察までが眼を怒らして書き直しを追ったものであった。
 ああ、いつの日か「生長の家」の教へが正しいものであり、高く深いものであることが、一般社会に理解されることかと、私は悲しさ口惜さに涙こぼるる思ひをしたものであった。
 しかし、救はれた人たちにとっては絶対の教へであった。私たち夫妻をはげますやうに、全国の信徒は起上がり、各地に於ける光明化運動は活潑に進められてゆき、年毎に救はれる人が増加し、救はれた人がまた報恩のために隣人へ救ひの手を伸して、発祥して四十年の今は、全国の主要都市には教化道場が建ち、年毎に新たな道場が増加しつつある》(「人生に臨を入れる」)
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