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高崎がわかるプログ・サイトPart3

529凡人:2018/03/26(月) 12:47:11 ID:AaSPFmRQ0
最優秀主演女優賞 満島ひかり
『海辺の生と死』

越川道夫 監督:やっぱり、作品に出てくれた人が受賞してくれるのが僕はいちばん嬉しいです。なぜならば、撮影期間中、(主人公)トエって人と、(それを演じた)満島さんを僕は愛したと思います。ですので、愛した人がこうやって主演女優賞をいただけるのは、僕にとっては何よりも励みになりますし喜びでもあります。

高崎映画祭の裏話パート2

満島ひかり:今日は主演女優賞をいただけたということでとても嬉しく思っています。さっき、池松さんも話してましたけど、2ヶ月前くらいから、バレンタインチョコが届いて、次は大量のトマトが届いて。トマトはラタトゥーユとか、パスタにもしたし、スライスして食べたり、お豆腐は消費期限が昨日までだったので麻婆豆腐にして食べました。なんか、だんだん高崎が自分の身体の中から近づいてくる感じがしてこんなにジワジワと攻められた映画祭は初めてでした(笑)今日、高崎駅で降りたら、素敵なスーツを着た8人くらいの方が迎えに来てガードしてくれて、むしろその方が目立つんだけどなぁって思いながらやってまいりました(笑)

“血”のふるさと 奄美大島

満島ひかり:この作品は私の“血”のふるさとの奄美大島で撮影をして、土地の唄者(うたしゃ)の人から口伝で島唄を教わったり、今はテレビなんかの影響で純粋な土地言葉をしゃべれる人が少なくなっている中、土地言葉を覚えたりとか、自分の知らなかいかつてのふるさとである奄美大島の大切なものとたくさん受け継ぐきっかけにもなった作品だと思っています。撮影はすごく大変で、南の方の島なので、神様ごとみたいなこともいっぱい起こって、自分がこんな言葉を発するのかなっていうくらい身体の中から声が出てきたりとかしました。もともと、島尾敏雄さんと島尾ミホさんという実際に奄美大島で生きた作家のお二人の話だったので、とても強い感性に見守られたりとか、背中を押されたりとか、ちょっと激しい撮影でしたが、とても楽しかったです。映画の中で喪服を着て泳ぐ場面もあって、満潮の中で重い着物を着て泳いだりしたんですけど、映画になってみるとそんなに大変そうに映ってなくて、ちょっと残念だったなぁとか(笑)いろいろありました(笑)
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