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高崎がわかるプログ・サイトPart3

489凡人:2018/01/23(火) 07:36:28 ID:AaSPFmRQ0
こういう記事を読んでいつも思うことは、商店主がいかに教養や時流が読めていないかが分かる。彼らに学識を求めるほうが無理なのかもしれない。そうかといって高経大などの大学に答えをもとめても、はっきり言って彼らも世界が狭く、知識が限られているし役立たず。商工組合や組織は消費者よりも自分らの既得権を守ることだけに目が行くようだ。いままで栄えていた駅前が衰退したのは其処での商店主が正しくお客の趣味趣向や動向を無視している証拠である。昔のままでいいなんていう態度では商売は成立たない。人口減の問題もある。いい仕事、高級の仕事がない上に、魅力ない街なんて特に若者層には愛想つかれて逃げられる。それが地方の人口減をさらに加速している。

そうした無能さや無知で顧客をまったく把握できない商店街に目をつけたのがイオンなどの大規模モール経営企業。近代的な、また魅力的なモールを田んぼのど真ん中に建てても、顧客は市全域から車を使って訪れる。魅力がある商店の配置やきれいさ安全さ、内部の作りが功を奏している。

モールなんてアメリカでは古い。モールだって絶対ではない。1歩間違えば、消費者に飽きられて、もっと楽しい場所が他に新しくできればそっちにお客が取られてしまう。消費者というものは一般的に浮気者だからだ。だからモール経営者、責任者だったら、どこの誰よりも顧客の動向をいち早く察し、顧客に飽きられないように常に神経を尖らせていると思って間違いないだろう。
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高崎市「絶メシ」で露呈 消え行く「町のソウルフード」の悲しき実情
鈴木隆祐 2018.1.22 11:30AERA

【高崎】イタリア料理店 デルムンド/高崎といえばパスタ。高名なシャンゴ出身ながら、独自の味を究めたおしどり夫妻にも後継者がいないとは……つくづく惜しい!(撮影/鈴木隆祐)

【高崎】イタリア料理店 デルムンド/絶メシリストによって人気沸騰中の名物ハンブルジョアは、300グラムの牛ハンバーグがのったダイナミックなパスタ(撮影/鈴木隆祐)

 昨年9月末、群馬県高崎市が市内の老舗食堂を「絶メシ」と銘打って紹介するサイトを開設し、大反響を呼んでいる。絶滅に瀕する食堂を抱えるのは同市だけではない。昭和の大衆食堂はどこへ向かうのか……。ジャーナリスト・鈴木隆祐氏がレポートする。

*  *  *
 30年ほど前に高崎経大を卒業し、電機メーカーに勤務する田村知之さんはやはり量が多いことで知られる、シャンゴやボンジョルノといった高崎パスタの名店にもよく通ったという。上州のからっ風の群馬は小麦の栽培に向いており、県民には粉モン好きが多い。高崎で最後に訪ねたイタリア料理のデルムンドの店主、高橋康夫さんもシャンゴで数年修業を積んでいる。

「初めはそっくりのソースのパスタを出していた。でも、徐々に向上させないと本家にも、続々現れる他店にも負けちゃう」

 絶メシリストを見て、東京から同店に駆けつけた老夫婦もいたほどで、サイトの集客効果は絶大。企画自体は成功したと言えよう。現に「経済効果も年間10億円」との試算が出ている

──とは市当局者の弁だ。

 だが夫と二人三脚で店を営む妻の恵美子さんは、デルムンドのある高崎駅前の衰退を嘆く。

「あちこちに町の機能が散らばり、わざわざ中心部まで出ずに済むようになったんです。それに車を止めやすいほうがいいと、モールやロードサイドに人が流れてしまう」

 そこへたまたま、40年来の常連が訪れた。康夫さんは以前、結婚式場に勤務していたのだが、そこで同僚だった斎藤洌志さんだ。現在は埼玉県深谷市でバラ園を経営する。斎藤さんはここでは大好物のボンゴレしか食べない。いや、ボンゴレが食べたくなるとこの店に来るのだ。

 満足げに食べ終わると、斎藤さんは「もし店を閉じるならレシピを教えてほしいと頼んでいるんですよ」とジョークを飛ばす。その頃には店は満員の盛況だった。私がミートソースのレシピを知りたがる客も多いでしょう、と尋ねると、恵美子さんは「何時間も炒めた玉ねぎだけで甘さを出すので、家庭では再現できないかも……」と心持ち胸を張って答えた。

 こんな光景に触れると、店にとってより、後継者はまず顧客のために必要だと痛感する。
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