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高崎がわかるプログ・サイトPart3

405凡人:2017/11/06(月) 07:32:25 ID:Wy7Dc2Us0
◎ベテランと若手が融合…ビックカメラ
 110、111…。優勝へのカウントダウンのように、1球ごとにスピードが増した。エース上野由岐子が最後の打者を空振り三振に仕留めると、ナインがマウンドに集まり、2年ぶりに頂点に返り咲いた喜びを爆発させた。

 理想的な先制攻撃だった。1番森さやかが「試合の流れを決める場面」と二塁打で出塁すると、リーグ1位の11犠打を記録した2番市口侑果が送り、きっちりお膳立て。日本代表でも主砲の山本優が右前適時打で、スタンドを赤く染めた応援団の期待に応えた。

 リードをもらった右腕に死角はない。立ち上がりこそ連打を許したが、ベテランらしく修正。「イニングを重ねる度に直球が伸びていく感覚があった」。変化球も効果的に織り交ぜて誘電打線を翻弄し、最後は3者連続三振で締めた。

 新たな船出の年だった。岩渕有美氏が新監督に、主将には22歳の我妻悠香が就任。若手や中堅の一人一人にチームを支える自覚が生まれた。この日も先制点はベテラン2人のヒットで取ったが、四回には我妻と同じ5年目の内藤実穂副主将が貴重な中越え本塁打。同じく5年目の糟谷舞乃はリーグ打点王に輝いた。

 この日のヒロインを尋ねると「全員です。全員ソフトボールができました」と岩渕監督。山本も「いつもは上野さんに頼りっきりだが、今日は野手も仕事ができた」と胸を張った。トーナメントの最高殊勲選手は確かに上野が受賞したが、上野頼りのチームとは言わせない。

◎太陽誘電は2年連続 準優勝…明暗分けた初回の攻防
 またしても届かなかった。太陽誘電ナインの首に掛けられたのは、今年も銀メダルだった。

 初回の攻防が明暗を分けた。先制機を確実に生かしたビックカメラ高崎に対し、誘電は無死一、二塁としながら犠打を失敗し、主軸も凡退。傾いた主導権を引き戻すことはできず、1番原田のどかは「流れを変える一打を打てるようにしたい」と唇をかんだ。

 しかし昨年の決勝で敗れたトヨタ自動車には3位決定戦で雪辱し、悔しさの中にも充実感をのぞかせた。悔しさを晴らすための1年だった。昨年2安打完封負けを喫したトヨタのエース、モニカ・アボットから先制ソロを放ち、佐藤みなみ主将は「どうやったら勝てるか考えるようになった」と振り返った。熱くなりがちだった二刀流、藤田倭も1年通じて試合をつくれる投手に成長した。

 「トヨタに勝てたのは自信になる。この後、準優勝で良かったと思えるように取り組んでいきたい」と、ベテラン河野美里。藤田も「来年優勝するために何が必要か考えていきたい」と表情を引き締めた。再び敗戦を糧にする戦いが始まった。(浦野葉奈)
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