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高崎がわかるプログ・サイトPart3
40
:
凡人
:2017/03/24(金) 08:35:06 ID:0ZaqCPPs0
この札幌第一戦で健大高崎が記録した盗塁は、わずかに1つだけだった。だが、機動破壊の脅威は盗塁だけにとどまらない。相手バッテリーがランナーを警戒することで、打者が狙い球を絞りやすくなるという一面もある。
渡口の2打席目は、健大高崎が3対0とリードした3回裏、一死一塁で回ってきた。カウント2ボールからの3球目、渡口はアウトコースのストレートを逆らわずに右中間へと運んだ。渡口はこの場面を振り返る。
「2ボールだったので、振り遅れないように外のストレートに絞っていました。一塁ランナーの山下(航汰/2年)がバッテリーにプレッシャーをかけてくれたので、山下とのいい共同作業になったと思います」
「盗塁をされたくない」という心理が働くと、捕手はスローイングに移行しやすいアウトコースのストレートを要求したくなるもの。渡口は3打席目も一死一塁の場面で、同じようにアウトコースのストレートを狙い打ち、三遊間を抜く強烈なヒットを放っている。このような無駄のない攻撃でリードを広げ、健大高崎は11対1と圧勝した。
渡口は攻撃面について「理想的なゲームだったと思います」と振り返る。この結果を見て、他校はさらに健大高崎の「機動破壊」に警戒心を強めるに違いない。
そして渡口の名誉のために書いておくが、渡口は決して「盗塁ができない」わけではない。昨秋の公式戦でも盗塁を1つ決めているし、練習試合を含めれば52試合で19個の盗塁を成功させている。渡口は「盗塁は練習すればできるようになる」と断言する。
「普通に走ったらアウトになるので、駆け引きをいろいろと練習してきました。『このカウントなら牽制球は来ない』と確信したら走るとか。あとは盗塁練習のときに、葛原(毅)コーチが後ろについて、『そのタイミングで行け!』と教えてくれるんです。そうやって練習していくうちに、スタートのタイミングを自分でつかめるようになってきました」
沖縄・北谷ボーイズから群馬の健大高崎に入学し、当初は同学年の湯浅大や小野寺大輝の快足ぶりに「速さが全然違う」とショックを受けたという渡口。それでも打撃力と走塁技術を磨き、今や立派な「機動破壊」を構成する一員になった。
「健大に入ってみて、個人個人のレベルが高くてレギュラーを取れるか不安でしたけど、一人ひとりの役割があるということに気づいてから変われたと思います。自分はバッティングと、塁に出てからはやれることをやろうと思います」
こんなスタメン”最遅”ランナーがいる健大高崎は、間違いなく強い。2012年春のセンバツベスト4を超える戦績を目指して、健大高崎の「機動破壊」はますます止まる気配がない。
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