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34：凡人：2017/03/20(月) 21:35:25 ID:0ZaqCPPs0: ＜第８９回センバツ高校野球＞
健大高崎、あす札幌第一と初戦　両監督に聞く　／群馬
毎日新聞2017年3月20日　地方版

握手を交わす札幌第一の菊池雄人監督（左）と健大高崎の青柳博文監督＝兵庫県西宮市の甲子園球場で

すべてをかける　健大高崎・青柳監督
気持ち入れ戦う　札幌第一・菊池監督

　健大高崎は大会第３日第３試合の初戦で、昨秋の北海道大会を制した札幌第一と対戦する。健大高崎・青柳博文監督と札幌第一・菊池雄人監督に対戦相手の印象や試合運びのプランなどを聞いた。【西銘研志郎、澤俊太郎】

　－－相手チームの印象は。

　青柳博文監督　攻撃力が高く、全国トップクラス。ピッチャーも左２枚に右もいて、走攻守ともにすばらしいチーム。

　菊池雄人監督　“機動破壊”というスローガンを掲げてチーム作りをして、甲子園でも結果を残している学校。打線のメリハリもある。

　－－相手チームの警戒する選手は。

　青柳監督　攻撃力がすばらしく、今野（克則）君、高階（成雲）君など、左バッターが特に印象的だ。投手陣も左の冨樫（颯大）君がいて、継投を多用してくる。

　菊池監督　エースの伊藤（敦紀）君は安定感のある投手だと感じる。打つ方も上位打線がコンパクトに振ってきて足を絡めてくる。中軸も山下（航汰）君や渡口（大成）君は長打力も兼ね備えた良いバッティングをしてくる。

　－－現在の自分のチーム状態は。

　青柳監督　主将がけがをしていているが、内野陣が育ってきているのでそんしょくなくできると思っている、チーム状況としては試合を重ねて疲れはあるが、試合日に向けてしっかり調整したい。

　菊池監督　投手陣のコンディションニングが一番重要になる。バッターの方は勝負強く本番に取り組んでもらいたい。チーム全体の動きはまずまずだと思う。

　－－自チームでカギと予想する選手。

　青柳監督　投手陣の踏ん張りが勝敗を分けると思う。左の良い打者が多いので、伊藤で行こうか、左投手で行こうか考えをめぐらせている。

　菊池監督　冨樫、前田（剛志投手）が安定してくれるかが鍵。背番号「１」は冨樫だが、前田も北海道大会決勝で完投している。順番はしっかり見極めて決断したい。

　－－理想とする試合展開は。

　青柳監督　５点以上取られたら勝機はないと思っているので、ロースコアに持ち込みたい。

　菊池監督　打線はゲームを戦わないと勢いがわからないので、１点ずつの積み重ねで３点から５点の幅の攻防で競り勝ちたい。

　－－初戦への意気込みは。

　青柳監督　この試合のことだけを考えてきたので、この試合にすべてをかける。

　菊池監督　昨年は一つ目で敗退し北海道に戻っているので、いろんな意味を込めて一つ目のゲームを気持ちを入れて戦いたい。