したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

高崎がわかるプログ・サイトPart3

27凡人:2017/03/15(水) 08:39:35 ID:0ZaqCPPs0
エスビック、ブロック・エクステリア資材から豊かな住環境を
リフォーム産業新聞 1221号 (2016/06/21発行) 16面

◆◆エスビック(本社・群馬県高崎市) 栁澤佳雄社長◆◆

■縮小する市場で勝機を見いだす
 コンクリートブロック生産量で日本一を誇る群馬県。中でも、エスビック(本社・群馬県高崎市)は、国内2割、関東で4割のシェアを占めるリーディングカンパニーだ。オリジナルのブロック開発からテラスやエントランスまわりの空間提案まで、チャレンジを続ける同社の栁澤佳雄社長に戦略や展望について聞いた。

■社名変更で知識提案企業への転換
――創立当時の「新日本ブロック研究所」からいったんは『新日本ブロック』に変更され、さらに『エスビック』に改名しました。

 ちょうど設立から35年目のCIの一環として、社内の公募で決めました。エスビック(S.B.I.C)の「S.B」は旧社名「新日本ブロック」のイニシャルですが、「I」はアイデア、「C」はクリエーションを表しています。

 商品に知恵と工夫を加え、知識提案型の企業に生まれ変わりたい、という願いが込められています。

――ブロックを扱う全国の事業者数は、1960年代の3000社超から、一昨年は150社余りと激減しています。

 確かに市場は厳しいですが、当社は消費者に魅力的な商品開発をするだけでなく、それを使った空間、暮らしの提案を行っています。例えば、アルミを芯材に使った自然木のような『ハイブリッドルーバー』という新商品があるのですが、それに植木を載せてガーデニングテラスを作り「ハーブを育ててみませんか」といったご提案をしています。

 私たちは、その他大勢の「フォロワー」よりも、いつも全体の2〜3%しかいない「チャレンジャー」でありたいと思っています。

■2500件の応募があるコンテスト
――毎年、『施工写真コンテスト』を開催しています。

 20年くらい前から行っていますが、最初は図面によるデザインコンペでした。しかし実際に施工しない、いわゆる『うまい図面』が多くなったため、きちんとかたちになった施工事例を募集するようになりました。入賞作品は写真集にして発表します。

 当社の扱う商品が、どのように世の中で実際に生かされているか、それをお伝えすることで、「こんなふうにしてみたい」という、夢も一緒に売っていきたいと思っているんです。

――ビフォー&アフター部門が、分かりやすいです。

 リフォーム専門店さんは、前の状態とどのように変わったのかを写真に残し、それを売りにしているようです。新築から10年、20年のリフォーム時期に、自分のこだわりで庭やエントランスを作ってみたいと思う消費者は多いですね。そのような方のヒントにしていただきたいと思います。

 ただ写真集を見た方からは、「お宅は何を売っているの?」と聞かれます。よく見れば、すべて当社のブロックを使っているのですが、その空間に調和しているので一見、気付かないのですね(笑)。

――ブロックなどは、実物や施工例を見てもらうのも大変ですね。

 もちろんホームページやウェブカタログで商品情報を発信していますが、最後は自分の目で見て確認していただきたいと思っています。現在、高崎にある常設展示場のほかに、神奈川の厚木にもこの夏に完成予定です。各県に1つは展示場を設けていきたいですね。

――今後の展開については。

 日本は衣食住のうち、「衣・食」は贅沢になりましたが、まだまだ「住」は貧弱です。英語のファミリーは、「家庭」という意味で、家庭には必ず『家』と『庭』があるという概念ですが、日本はそうではありません。

 イギリスなどでは、5階建ての共同住宅、庭から建物の中まで全部縦に割っているのが当たり前で、日本のように上下の階に別の家庭が住むことはありません。それは家ではなく、〈フラット(寄宿舎、寮)〉なのですね。庭や外講も含めて、当社の製品を使って安心、安全、豊かなライフスタイルのご提案をしていきたいと思っています。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板