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高崎がわかるプログ・サイトPart3

138凡人:2017/04/24(月) 08:13:04 ID:zq0qT2Q.0
◆なぜ自動化しないのか?
編集部「桶って、全自動で作れそうなものだけど結構手作業が多いんですね。」

栗原さん「そうなんです。いまも手作業で作っている理由は2つあります。

一つ目は原料のやわらかさ。柔らかいので手によるバリ取りが向いているんです。素材が硬いときは機械によるバリ取りでも良いのですが、やわらかい素材を削るには費用もかかるし調整もききづらいため手作業にしています。」

栗原さん「もう一つは製品が大きいこと。製品が小さければろくろで削れるのですが、大きいとそれも難しいんです。」

ちなみに、ひとつのケロリン桶を作るのにかかる時間は約2分。同時に製造しているお皿が1枚30-40秒なのを考えると、約4倍もの時間がかかるんですね。

■実はケロリン以外のオリジナル桶は作れない!
編集部「Yutty!のロゴ入れたケロリン桶作って欲しいです!」

栗原さん「ケロリン桶の型は内外薬品に所有権があります。だから、何を作るかは内外薬品に決めていただいています。だから、ケロリン以外の名入れや別のロゴの桶は作ってないんです。」

オリジナルケロリン桶は作れないとのことでした。。ただ、昔は広告代理店がうけて生産していたもの。その頃は温泉の名前が入った桶や、湯のマークが入っている桶などケロリン以外の桶も作っていたそうです。

◆まとめ
ケロリン桶の製造の裏には、世界に一つしかない型や職人の手作業といった努力が隠されていました。テルマエ・ロマエでは「日本を代表する銭湯文化の一つだ!」とケロリン桶が紹介されていましたが、まさしく近代の伝統工芸の一つだなと感じました。

快く工場見学させていただいた関東プラスチック工業の皆さん、ありがとうございました!
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