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全国都市間競争の現実Part3

414凡人:2018/04/25(水) 10:28:16 ID:AaSPFmRQ0
「住みたい街」トップ10入り 大宮VS浦和 ライバル心が再燃【埼玉】
2018年4月25日東京中日

写真=県内最大のターミナル駅として発展してきたJR大宮駅=さいたま市で

 浦和VS大宮が再燃? 不動産サイト「スーモ」を運営するリクルート住まいカンパニーが発表した「住みたい街(駅)ランキング2018関東版」で、さいたま市の大宮が九位、浦和が十位と県内で初めてトップ10入りした。東京都心の地価上昇が背景にあるが、浦和と大宮は、言わずと知れたライバル都市。一つ違いの順位が、その微妙な関係にあらためて火を付けるのか-。 (藤原哲也)

 「トップ10入りはうれしいけど、浦和の人にとって大宮より順位が下なのは複雑かも…」。浦和で長年不動産業を営む女性は苦笑いしながらこう漏らした。

 さいたま市は二〇〇一年、旧浦和市と旧大宮市などが合併して誕生した。名門公立高校があり、文教都市のイメージが強い浦和。駅前に商業施設が集中し、新幹線も停車する大宮。両都市は、駅の利便性から街の雰囲気、プロサッカーチームの成績まで何かと比べられながら発展してきた。

 一方、市政での旧市間の綱引きも活発だ。市の新しい本庁舎をどこに建設するのか、合併時からの課題は今も結論が出ていない。市議会では旧浦和と旧大宮選出の市議が激論を交わすことも。市の街づくりは、常にライバル関係への配慮が求められてきたようだ。

 浦和・大宮の躍進についてスーモの池本洋一編集長は、都心の地価上昇による郊外人気の高まりのほか、一五年のJR上野東京ライン開通で都心へのアクセスが格段に向上した点を指摘。「『働き方改革』で帰宅時間が早くなり、自宅近くで買い物や習い事ができる駅の利便性も支持されたのでは」とみる。

 池本編集長は、ここ三年間のデータから浦和と大宮の順位が縮まっている点にも注目する。「文教都市のイメージが強かった浦和に近年、パルコやアトレなどの商業施設ができて利便性が上がったのが大きい。大宮でも駅周辺で再開発が進んでおり、このまま浦和が逆転するか、大宮が巻き返すか注目ですね」

写真=新しい駅ビルが3月に完成したばかりのJR浦和駅=さいたま市で

 浦和・大宮の人気上昇を市は歓迎する。市シティセールス部の担当者は「今回の結果を住みやすい街のPRに活用したい」という。

 ただ、同部が先月に発行した定住促進のためのリーフレットには配慮がにじむ。全国トップレベルの学力や新幹線による東日本各都市へのアクセスの良さをPRする内容だが、「浦和・大宮」といった具体的な街の名前は一切出てこない。担当者は「それぞれの地域の良さを市全体として発信した」と“公平さ”を強調する。

 かつて「ダサイタマ」とも呼ばれた県のイメージを覆す今回の順位。浦和・大宮のライバル関係と切磋琢磨(せっさたくま)は今後も続きそうだ。


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