したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

全国都市間競争の現実Part3

386凡人:2017/12/21(木) 20:06:31 ID:rYKOYpgo0
この社会実験は群馬でも当てはまる。たとえば東京と高崎を結ぶ高崎線の鉄道料金の値下げや同時に電車本数の増加また東京と高崎を結ぶ高速道の普通車・軽自動車や大型車の道路使用料の値下げとそれによる交通量の増加やまた車検、ガソリン代や税金などの車所有維持する経費の低下が地方の時代の地域の活性化に是非必要。車王国である群馬。鉄道やバスの公共交通網をもたない市街地郊外の地方活性化は根本的課題である。そうした政策により都会から高崎郊外に人口が移住流入する。その結果バスや鉄道駅の利用客が駅周辺だけでなく高崎市全域の住民による増加が見込める。それを好感して企業誘致も増えるだろうし、自治体の財政にも良い方向に影響する。こんなシナリオを凡人はすでに何度も繰り返して書いているのである。
*****
アクアライン
通行料800円奏功 潤う地元 開通20年
毎日新聞2017年12月16日 11時16分(最終更新 12月16日 19時41分)

画像=東京湾アクアライン=2017年12月15日、本社ヘリから

 川崎市と千葉県木更津市を結ぶ東京湾アクアライン(全長15.1キロ)は18日、1997年の開通から20年を迎える。当初、想定の半分以下の1日平均1万台前後に低迷した交通量は4万台を超え、首都圏に多大な経済効果をもたらす動脈となったが、そのきっかけになった通行料金800円(ETC普通車)は暫定措置のままだ。値下げ運動を展開した関係者らの「恒久化」を求める声は根強い。

 「ご無沙汰してます」「元気か」。今月1日、東京・霞が関の財務省。麻生太郎財務相を訪ねたのは千葉県の森田健作知事だ。笑顔であいさつを交わすと、森田氏は麻生氏に要望書を手渡した。その柱の一つが「普通車ETC料金800円の継続」だ。800円化から8年が経過した今もこの要望をたびたび続けているのは、値下げがあくまで暫定措置であるためだ。

 「房総半島の閉塞(へいそく)感を打破する架け橋」と期待されたアクアラインの開通時の普通車料金は4000円。他の高速道路の同距離の5〜7倍と割高で、1日2万5000台程度を見込んだ交通量は低迷し、2000年に3000円、02年に2320円(ETC)と引き下げられたが効果は限定的だった。

 「800円化」を公約にした森田氏は09年3月に初当選すると、当時首相の麻生氏を官邸に訪ねて直談判。「できるわけねえじゃねえか」と一蹴されたが、食い下がり、財源の半分の年10億円を県が負担することで折り合い、同年8月、「社会実験」という形で値下げが始まった。国との交渉にあたった当時副知事の石渡哲彦さん(70)によると、一度は国から「1000円」が了承され、石渡さんも満足したが、森田氏は納得しなかったという。そのこだわりがなければ「1000円だったかもしれない」と石渡さんは振り返る。

 値下げ後の8年間で交通量は2倍になった。東京へのバス通勤も増えた木更津市は人口、税収とも増え、昨年の住宅地の基準地価は、県内市町村で上昇率が最大となった。県が今年1月に発表した値下げによる経済効果(14年4月〜16年9月)は、観光客の消費728億円▽物流などの活性化による企業の設備投資36億円▽生産額の増加105億円など869億円に上る。

 一方、平日夕方や週末を中心に渋滞緩和が課題になり、NEXCO東日本は交通量の分散のため、今月から、人工知能で渋滞を予測して結果を配信し始めた。広い県内では、北東部などその恩恵が十分に行き届かない地域も多く、「いつまで負担を続けるのか」という声があることも現状だ。

 社会実験終了後の14年度以降は国と県が割引の原資を負担する形で継続され、普通車以外も、大型車の1320円など3分の2程度の割引となっている。かつて値下げを目指し署名活動した木更津市の不動産会社経営、高橋浩さん(55)=現千葉県議=は「いつ元に戻っても不思議はない。危機意識を持って恒久化を訴えていく」と話している。【加藤昌平、町野幸、信田真由美】


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板