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全国都市間競争の現実Part3
234
:
凡人
:2017/04/24(月) 00:58:58 ID:zq0qT2Q.0
アウガ営業終了 来年1月に市役所移転、新たな街の「顔」に期待
2017.3.1 07:00 Sankei
青森市の複合商業ビル「アウガ」が28日、営業を終了し、16年の歴史に幕を閉じた。アウガを運営する第三セクター・青森駅前再開発ビルが債務超過に陥り、商業施設としての役割を終えた。今後、5階以上の公共施設部分と地下の生鮮市場の営業は続くが、来年1月には1〜4階に市役所の窓口機能が移転、アウガは中心市街地の新たな「顔」として生まれ変わる。
アウガは中心市街地活性化を目的に、市などが総事業費約185億円をかけてJR青森駅前に平成13年1月にオープンした。路面電車を活用した富山市とともにコンパクトシティーの象徴として全国から注目を集めたが、郊外型大型店の進出などで当初から客足が減り、厳しい経営が続いた。
このため、市などが資金を投入するなど立て直しを図ったが、昨年度決算で約24億円の債務超過に陥り、事実上の経営破綻状態となったことから、鹿内博前市長が引責辞任に追い込まれる事態に発展した。
アウガ再建に向け、小野寺晃彦市長は商業施設としての機能を断念し、市役所の総合窓口機能を移転、三セクを今月末で特別精算することを表明。アウガと一体的に新市庁舎の整備を進めるため、平成29年度一般会計当初予算案に約14億7千万円を計上している。
この日は小野寺市長が各テナントを回り、お礼を述べた。最後の営業を終えた1階の靴店の女性店員(22)は「なくなるのは寂しいが、夏場のねぶた祭期間以外は年々売り上げが減った。閉店はやむを得ない」と話した。
年明けから閉店セールを実施していた3階の婦人服店の女性店員(21)も「郊外型のショッピングセンターに客足が流れている」とし、若年層を中心とした顧客の固定化も売り上げ低迷の要因と指摘した。
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