群馬県民スレＰａｒｔ３

69：凡人：2016/02/18(木) 05:46:55 ID:KvAT27sw0: 「足尾鉱毒の図」展示替え
2016年02月18日Yomiuri

田中正造が谷中村の強制破壊に抗議する場面を描いた「足尾鉱毒の図」第５部

　◆廃村場面の第５、６部

　太田市学習文化センター内の「市足尾鉱毒展示資料室」で、目玉のびょうぶ「足尾鉱毒の図」が展示替えされた。「原爆の図」で有名な画家丸木位里・俊夫妻が制作した６部作（いずれも縦１・８メートル、幅７・２メートル）のうち、廃村に追い込まれた谷中村（栃木県栃木市）をテーマにした第５、６部が展示されている。

　政府・栃木県は鉱毒被害を治水問題にすり替え、谷中村を遊水地化するため村民を強制移住させた。第５部は、被害住民救済に生涯をささげた田中正造が、強制破壊を執行する役人に村民とともに抗議する場面。第６部は渡良瀬遊水地で行われた野焼きの様子を描いた。

　ボランティアガイドの塚本忠久さん（６６）は「６部作はほとんどモノクロだが、第６部だけ炎で絵全体を表現している。炎は国家権力を象徴し、大地のヘビやカエルは一致団結して抵抗する農民を示したものだろう」と説明している。

　午前９時～午後４時半。月曜休み。入室無料。ガイドは木、土、日曜に配置。問い合わせは同センター（０２７６・４８・６２８０）か市環境政策課（０２７６・４７・１８９３）へ。

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