群馬県民スレＰａｒｔ３

60：凡人：2016/02/17(水) 16:07:42 ID:2YmhMgBI0: 前橋市１６年度予算案　積極型１４７６億円　過去最大規模【群馬】
2016年2月17日東京中日

　前橋市は十六日、二〇一六年度当初予算案を発表した。一般会計は、前年度比３・１％増の千四百七十六億五千万円で過去最大規模となる。人口減少対策や子育て環境整備に重点を置く積極型となった。借金に頼らず税収などでどれだけ政策経費を賄えるかを示す基礎的財政収支「プライマリーバランス（ＰＢ）」は八億円の赤字（臨時財政対策債を除く）。市が把握している一九九七年度以降で初めて赤字を見込んだ。　（川田篤志）

　ＰＢの赤字見込みの要因は、桃井小学校の校舎建て替えなど小中学校計七校の新増改築で約四十七億三千万円を計上するなど教育費が膨らんだため。山本龍市長は、「校舎の耐震化を先延ばしするわけにはいかない」と説明。福田清和財務部長は、「適正な予算執行を進め決算ベースでは必ず黒字にしたい」と話した。

　新規事業では、上毛線の次世代型路面電車（ＬＲＴ）化に向けた可能性調査を前橋、桐生、みどりの三市などでつくる協議会で初めて実施。技術的な問題や需要見込みを調べる。調査費約四百万円のうち、市は二百六十七万円を負担する。

　人口減少対策では、若者の市内定着を図るための奨励金制度を創設する。三十九歳以下が対象で、県外から市内に転入して市内企業に就職する人などＵＩＪターン者に五万円を支給。雇用した市内企業にも一人当たり五万円（上限五人）を交付する。制度の周知期間を設けることも考慮して四月一日付の新入社員は対象外で、一六年度中の中途採用者が対象となる見通し。

　子育て支援では、乳幼児が感染すると重症化しやすいロタウイルスの予防接種費の一部助成を始める。

　歳入（収入）では、景気や雇用の改善を見込み市税が前年度比１・７％増となるものの、国からの地方交付税は１１・２％減とはじいた。学校施設の建て替えなどのため市債発行額は２３・５％増える。借金に当たる市債残高は、約十二億円増の千五百六十一億八千万円に膨らむ。

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