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群馬県民スレPart3

534凡人:2017/08/22(火) 01:11:53 ID:wzsumdGA0
【夏の甲子園】
前橋育英、アーチで一矢
2017.8.20 07:00

 第99回全国高校野球選手権大会第11日目の19日、第2試合に登場した県代表の前橋育英は、花咲徳栄(とくはる)(埼玉)と対戦。自慢の投手陣が相手の強力打線につかまり苦しい展開となり、七回に7番小池の本塁打などで一矢報いたが、ベスト8目前の3回戦で敗退した。

 ◎…明徳義塾(高知)との2回戦で投手戦を制した前橋育英だったが、先発の左腕丸山は初回、四球をはさんで4連打を浴び、いきなり4失点を喫する。裏の攻撃で1番丸山は四球を選び、犠打で二塁に進んで三盗を狙うと、相手の牽制(けんせい)エラーを誘い、本塁に生還。自慢の俊足で1点を返してみせた。丸山の母、妙子さん(46)は「守備からリズムを作って、一つずつ攻撃を重ねてほしい」と逆転に期待。二回には6番吉沢の右越え三塁打を足がかりにさらに1点を返した。

 ◎…しかし、四回、丸山に代わった直後の皆川が相手打線に捕まり、さらに2点を失う。五回、再び四球で出塁した丸山が二盗に成功する。丸山の盗塁は3試合で8個目となり、大会タイ記録に。足で勢いをつけようと試みるが、得点につながる一打が出ない。生徒会書記の2年、堀鈴花さん(17)は「まだチャンスを生かしきれていないけど、流れが来たら点は取れる。そう信じて応援したい」と笑顔を絶やさない。

 ◎…7点を追う七回、先頭の7番小池が振り抜いた鋭い打球は右翼外野席に吸い込まれ、消沈気味の応援団は活気を取り戻す。小池の母、智子さん(48)は「突然の本塁打でびっくりした。このままの調子で流れをつかんでほしい」と追い上げに期待。最終回、2死一、二塁の好機を作るが、内野ゴロで無念の敗退。丸山は「後輩たちは一つでも多く勝ってほしい」と夢を託した。
                   ◇
 ■皆川喬涼投手「宝物のような3年間だった」

 「点取られて、ごめん」

 いつもは強気な丸山の意気消沈した言葉に「絶対、抑えてやる」。皆川はエースらしく闘志を燃やし、四回からマウンドに登った。

 主軸に左打者をズラリそろえた花咲徳栄打線対策もあり先発した左腕丸山が初回からつかまり、3回5失点。2回戦の明徳義塾戦で1失点と好投し、自身最速に並ぶ149キロを計測、大会注目投手の1人に挙がった皆川だったが、勢いに乗る相手打線を抑えることができず四回に2失点、七回にも2失点。相手の背中はどんどん離れていった。

 入部後、同学年の丸山や吉沢、根岸ら140キロ台を出す精鋭たちと競い合い、力を磨いてきた。昨冬から走り込みなどに加え、重い砂入りボールをつかんでは放し落ちる前にまたつかむトレーニングを続け、「前腕と指先を鍛えボールに伝わる力が強くなった」。入部当時130キロだった球速は約20キロ伸び、念願の背番号1を背負い、全国の頂点を目指した。

 花咲徳栄とは昨春の関東大会準々決勝であたり勝っているが、この日の打線は強力だった。「低めのボール球には手を出さず、少しでも甘いと鋭いスイングで長打にされた」。4回74球。もう少し投げたかったが、八回から吉沢にマウンドを託した。

 「重い速球とキレがあるスライダーは狙っても打てない」。女房役の戸部が絶賛したエースは明徳義塾戦で腰を痛め、疲れもあって先発を回避した。夢の途上で戦いを終えた皆川は、痛めた腰をさすりながら、つぶやいた。「つらいこともあったけれど、3回も甲子園に来られた。宝物のような3年間だった」

 潤んだ目は、一緒に戦った仲間を見つめていた。
                   ◇
 ■大会タイ8盗塁の丸山、初先発「悔しい…」

 エース・皆川に代わって今大会初先発の丸山は初回に2四球4安打4失点と試合をつくれず、「自分のピッチングができなかった。悔しい」と号泣した。

 いつもの球速が出ず、ボールが高めに浮いて制球も定まらない。低めに落ちる変化球も見極められ「どこに投げても打たれて点を取られる気がした」。投げるのが怖い-。マウンド上で初めての感情に襲われた。結局、3回を投げ被安打7で5失点。「調子が悪くとも投げなくてはいけないのが投手」と声を震わせた。

 投げてよし、打ってよし、走ってよし、が身上。戦前、花咲徳栄のエース清水が警戒する選手として挙げたのも、丸山の打と走だった。この日も2度出塁し2盗塁、初回にはホームも踏んだ。大会8盗塁とし、平成26年の健大高崎・平山敦規の大会記録に並んだが、「それは…」と首を横に振るだけだった。
                   ◇ 
 ●荒井直樹監督「(花咲徳栄は)初回から迫力のある打線で圧倒されてしまった。点を追う場面でなんとか我慢したかった」

 ●飯島大夢主将「打線のつながりはあったが、点が取れず、自分たちの力が出せなかった。悔しいが、後悔はない」


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