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群馬県民スレPart3

514凡人:2017/06/27(火) 05:59:47 ID:43ozVO8k0
空き家について考える
/2 自治体ごとに対策も /群馬
毎日新聞2017年6月14日 地方版

写真=片品村の「空き家バンク」で賃貸物件として紹介されている店舗=養蚕を実体験できる施設として整備された養蚕農家の空き家=富岡市南後箇で

 「定年退職後は地方で暮らしてみたい」「多少古くてもいいので手ごろな値段の中古住宅はないか」--。そんなニーズがある一方、「実家が空き家になってしまったが、管理が大変」と困っている人も少なくない。そんな需給のマッチングを図ろうと、空き家バンクを開設したり、独自の補助制度を設けたりして利活用を促している自治体を紹介する。

 ◆「バンク」を活用

*富岡市 借り上げて改修 養蚕体験施設に
 富岡市は昨年度、空き家になっていた築145年の元養蚕農家の住宅を借り上げ、養蚕を実体験できる施設に改修し、4月からオープンした。

 市が空き家住宅の対策に着手したのは2015年度。市内の空き家は店舗併用住宅を含め776棟(15年度)。市は台帳作りや空き家バンク制度を設立し、空き家情報を市のホームページなどで紹介している。

 今年度は3棟の空き家を募集し、地域活性化や移住者向け、子育て支援などへの利用を計画している。

 一棟は地域養蚕施設として活用する。4月オープンの施設は建物内に地域住民らのコミュニティースペースが設けられているが、新たに募集する空き家は養蚕だけの施設として活用する計画だ。

 もう一棟は「移住促進住宅」として利用する。移住希望者に生活体験をする場所を提供し、市内に移住を決めるきっかけにしてもらうのが狙い。募集する空き家の地域は世界文化遺産の富岡製糸場の付近としている。

 別の一棟は、低所得の子育て世帯向けに「市営住宅」として整備する予定で、県内初の試みという。

 6月に物件を選定し賃貸借契約を結び、来年の3月までに改修工事を終え、4月からの利用開始を目指す。【畑広志】

*桐生市 お試し暮らし用意
 総務省の2013年調査で、空き家率が17・3%で、県内12市の中で最も高かった桐生市。08年6月に市のホームページに開設した「空き家・空き地バンク」には常時120件前後の物件を掲載している。

 桐生市の場合、「上下水道や都市ガス、保育園も含めた公共設備や商業施設が整った市街地に空き家がある」(市幹部)のが特徴だ。市外在住の所有者にもバンクの存在を知らせるなどして充実を図り、今年3月末までに135件を成約させた。

 13年からはバンク登録物件の「見学会」を実施している。「すぐ住みたい」「好みの住居にアレンジしたい」といったさまざまなニーズに応えるため、見学コースも、状態が良好で修繕の必要が少ない空き家▽価格は低いが修繕箇所の多い古民家--に分けるなど工夫を凝らす。

 同時に、移住希望者を対象に2軒の「お試し暮らし住宅」を用意。1人1泊1500〜2000円で最長13泊14日まで滞在し、市内での暮らしを実体験できるようにした。【高橋努】

*片品村 I・Uターン支援
 片品村は4月から、村内の空き家や仕事の情報を集約したホームページ「空き家&仕事バンク」を開設した。2015年度の村の調査で、空き家は176軒で年々増加傾向にあるため、空き家の有効活用や長期滞在を推進し、村の活性化を目指す。

 空き家バンクには、建物の外観写真や販売価格などを載せ、仕事バンクには、仕事内容や賃金のほか、「前向きで、素直なで向上心のある人」というように求人像を具体的に掲載している。

 むらづくり観光課によると、これまでに8軒の売買契約が成立した。県外からの移住希望者が購入しているという。

 ホームページには「Iターン」「Uターン」者の声や、村の子育て支援策なども紹介している。

 このほか、11年度から村に定住するIターン・Uターン者に、家賃の3分の1を3年間補助(上限1万円)する制度を始めた。現在12人が補助を受けている。【米川康】
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