群馬県民スレＰａｒｔ３ - 1454278181

45：凡人：2016/02/11(木) 11:00:06 ID:MifDCzTU0: 凡人はこういう企業のミュージアムが好きだね。いわばなかなか歳をとらない生きているミュージアム。古代エジプトの現代人をも圧倒する文化遺跡ならともかくも、富岡製糸場のように過去を美化し、それに執着したミュージアムを県民上げて盛り上げている県政の方向性に大きな間違いをみている凡人である。過去よりも、未来を想像する方がどんなにか夢があっていい。若者の今後の人生のためにも、意外なところで役に立つというもの。
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「ものづくり」の歴史たどる北九州の企業ミュージアム　人気集めるＴＯＴＯ、安川電機
2016.2.11 07:10　産経

Pic=トイレと三輪バイクを合体させた「トイレットバイク」はＴＯＴＯミュージアムの人気展示のひとつ

　ものづくりの街、北九州で企業ミュージアムが人気を集めている。衛生陶器大手のＴＯＴＯが開業した「ＴＯＴＯミュージアム」と、産業用ロボット大手の安川電機の「安川電機ロボット村」は、両社の想定を超える来場者でにぎわっている。　

　（九州総局　奥原慎平）

　「１人でも多くの子供に技術の面白さを伝えて、エンジニアの仕事に興味を持ってもらいたい。とはいえ、ここまで人が多いと、入場制限も考えなければなりませんね」

　昨年１２月１４日午前。緑あふれる安川電機本社（北九州市八幡西区）の敷地内を約６０人の観光客が歩いていた。目的は「安川電機みらい館」。会長兼社長の津田純嗣氏は、その様子を社屋から見て、眼を細めた。

　安川電機は昨年６月、「ロボット村」の中核施設として、みらい館を新設した。ものづくりの魅力や、ロボットの最新技術を展示・体感できる学習施設だ。　館内はモーター音が響き、産業用ロボットが、うねるように自在に動く。試験管に液体を注ぎ、６台の小型ロボットが連携してミニカーを９秒に１台のペースで組み立てる。来場者がロボットと反射神経を競うカードゲームコーナーもある。

　来場者は開業４カ月後の１０月２日に１万人を突破した。今年１月２０日に早くも、年間想定の２万人を超える２万５千人が訪れた。

　広報担当者は好調の要因について「自動車メーカーの工場などで、産業用ロボットが実際に動いているシーンを目にする機会は、めったにない。人型ロボットのＰｅｐｐｅｒ（ペッパー）などが話題となる中、安川のロボットを体感したいという人が多かったのでしょう」と分析した。
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　安川電機とともに、北九州のメーカーの双璧といえばＴＯＴＯだ。

　ＴＯＴＯは昨年８月２８日に本社敷地（北九州市小倉北区）に「ＴＯＴＯミュージアム」（４階建て）を開業した。

　こちらの館内は美術館のように静かだ。衛生陶器や水栓、食器など昔の製品を展示した２階では、来場者が展示物やパネルに見入る。

　昭和３９年の東京五輪に備えて開発した初代ユニットバスや、くみ取り式の「ボットン便所」なども並ぶ。日本の「水回り」商品の歴史が凝縮されているといえる。

　来場者数は年間２万人と想定していたが、今年２月７日、５万人を突破した。子供から若者、中高年まで、まんべんなく訪れている。

　「経済成長時代を知る年配のお客は、当時を振り返りたい。携帯電話やインターネットに慣れた若い世代は、逆にものづくりが新鮮に映るのでしょう。製品は型から作るというと驚き、細かく質問する人も多いですよ」

　ＴＯＴＯミュージアム館長の大出大（おおで・まさる）氏はこう語った。

　「安川電機ロボット村」と「ＴＯＴＯミュージアム」は、それぞれの企業の創立１００周年を記念して誕生した。

　ＴＯＴＯミュージアムには創業者の大倉和親が２代目社長、百木三郎に送った書簡を展示している。そこには『良品の供給、需要家の満足がつかむべき実体だ』とある。ＴＯＴＯの喜多村円社長は「この言葉に表れる創業の理念を、私も含め歴代の社長は重んじてきた。そのことを、ミュージアムを通じて社内外に伝えたい」と語った。

　１世紀に及ぶものづくりの歴史と、先人の精神がここにある。
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　≪ＴＯＴＯミュージアム≫　入場無料で開館時間は午前１０時～午後５時。月曜休館。２０人以上の団体は予約（（電）０９３・９５１・２５３４）が必要。北九州市小倉北区中島２の１の１
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　≪安川電機みらい館≫　入場は１０人以上の団体のみで予約（（電）０９３・６４５・７７０５）が必要。工場見学もできる。北九州市八幡西区黒崎城石２の１