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群馬県民スレPart3

436凡人:2017/03/21(火) 06:49:25 ID:0ZaqCPPs0
第89回選抜高校野球
群馬)前橋育英 継投で乗り切る 春は初勝利
篠原あゆみ 2017年3月21日03時00分 Asahi

写真・図版=野手に声をかける前橋育英の捕手戸部=阪神甲子園球場、上田博志撮影

 選抜大会は20日、前橋育英が21世紀枠で出場した中村(高知)を5―1で破り、選抜大会で初勝利を飾った。3投手が継投で要所を抑え、攻撃では計9安打に5盗塁と積極性が目立った。次戦は25日の第1試合(午前9時)。1回戦で21得点した報徳学園(兵庫)と対戦する。

■相手への応援も力に変えた

 2―0で迎えた六回表、無死一塁から継投した皆川喬涼(3年)が、一塁への牽制悪送球で無死二塁のピンチを招いた。

 タイムをかけ、捕手の戸部魁人(3年)や内野陣がマウンドに向かった。戸部には、皆川の顔が青ざめているように見えた。「ランナーは気にしないで、バッターに集中して」

 内角を攻めたかったが、皆川の焦りを考え、死球を避けるために外角中心に変えた。追い込んだら変化球を決め球に使う配球だ。

 それでも直球を投げさせるとまだ力んでいる。カーブを投げさせると肩の力が抜け、いいコースに決まった。1本の安打を打たれたが、140キロを超える直球とタイミングを外す変化球で無失点に抑えた。

 中学時代から正捕手として全国大会へ出場していたが、重圧のかかる役目をつらく感じていた。捕手の面白さを感じたのは高校入学後。幼なじみが打者の時、弱点を突く配球で打ち取ったことがきっかけだった。1年夏から毎試合、対戦した打者全ての特徴と、自チームの投手の調子をノートに書いている。趣味は野球の理論書を読むことだ。

 昨年秋、腰のけがで3カ月間ボールを使った練習ができなかった期間があり、心理学の本を読んで知識をつけた。

 この日の一塁側アルプスは、中村(高知)の水色の応援団で埋め尽くされた。育英は昨夏の甲子園で相手の応援にのまれ、初戦敗退した苦い思い出がある。戸部は、マウンドで緊張する投手たちに「1点くらいは大丈夫」などと声をかけ続けた。

 九回表2死一、二塁、中村の打者が打席に立つと、相手の大応援団から歓声があがった。マウンドに集まった内野陣に戸部が言った。「あっちへの応援はこっちへの応援だ!」

 試合後、主将の飯島大夢(3年)もその言葉で「声援を力につなげることができた」と振り返った。戸部は「甲子園の観客の多さを楽しめた」と笑顔を見せた。(篠原あゆみ)


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