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群馬県民スレPart3
424
:
凡人
:2017/03/07(火) 23:04:56 ID:0ZaqCPPs0
碓氷製糸、株式会社へ 県など出資
2017年03月07日 Yomiuri
日本に2か所しかない機械製糸工場の一つ「碓氷製糸農業協同組合」(安中市松井田町新堀)が5月、株式会社化する。組合員である養蚕農家が激減し、農協という組織の形を維持できなくなったからだ。純国産の絹製品作りに欠かせない拠点の存続を図るため、県なども2017年度当初予算案に出資金を計上した。
碓氷製糸は1959年の創業で、世界遺産「富岡製糸場」(富岡市)に展示されているものと同型の機械が今も使われている。日本に現存する機械製糸工場は碓氷製糸と、山形県酒田市にある民間の工場のみだ。碓氷製糸の方が規模は大きく、全国で生産される繭の約6割を買い取って加工し、生糸にして販売している。
だが、組合員となる地元の養蚕農家が減り、農協法で定められている役員7人の確保すら難しくなり、株式会社に移行することを決めた。経営基盤を安定させるため、県と富岡市、安中市が各400万円を出資することになった。
碓氷製糸の経営は、70年代頃から中国製の安価な生糸の流入で苦しめられてきた。全国の製糸工場が次々と閉鎖する中、最盛期に年間約180トンだった生糸の出荷量は現在、約15トンにまで減少。仕入れる繭の量が年間約1000トンから約73トンに落ちるなど、蚕糸業の縮小に伴い養蚕農家も激減している。碓氷製糸の周辺に、かつて3000軒近くあった農家は、今では約20軒を残すのみとなった。
碓氷製糸がなくなると、日本の絹産業は大きな要を失うことになる。生糸の価格は1キロ・グラム当たり約1万円〜20万円と中国製より高価だが、「純国産の絹製品作り」にこだわりを持つ京都や北陸の織物業者など約70社が生糸を買い求めてくる。
富岡市では、富岡製糸場が2014年に世界遺産に登録されてから絹製品の売り上げが伸びている。民間企業が養蚕に新規参入するなど繭の増産傾向も続いている。碓氷製糸の高村育也組合長(70)は「国産の生糸への需要はまだある。『碓氷製糸をなくさないで』という取引先や県の声を受け、存続を決めた」と語る。
株式会社化を機に、より柔軟な経営に乗り出す案も持ち上がっている。生産縮小で使われなくなった古い繰糸器を17年度中に改修し、「自分で繭から糸を取りたい」と考える織物作家らに利用してもらうサービスを始める予定だ。約400万円かかる改修費のうち、3分の2を県と安中市が補助する方針で、安中市は「日本の絹産業の姿を伝える碓氷製糸を、より『開けた工場』として多くの人に見てもらい、活性化させていきたい」としている。
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