群馬県民スレＰａｒｔ３

408：凡人：2017/02/25(土) 02:47:11 ID:0ZaqCPPs0: 前橋市１７年度予算案　総額１４５８億９０００万円【群馬】
2017年2月24日東京中日

　前橋市は二十三日、二〇一七年度の一般会計当初予算案を発表した。総額は千四百五十八億九千万円。前年度比１・２％減だが過去十年で二番目の規模で、子育て環境の充実や雇用創出に重点を置く積極型となった。ただ同年度末の市債残高は約三十七億円増の約千五百九十億円と過去十年で最高を見込み、借金に頼ってやりくりする状態が続いている。

　市債残高は、市の借金名目となるが国が後から返済を肩代わりする「臨時財政対策債」と、通常債ともに膨らんだ。一六年度から始めた六供清掃工場の延命化工事が本格化することが要因。一九年度までの工事総額は約百二十五億円で、うち一七年度は約四十四億円（うち借金分は約二十三億円）を計上した。

　また財政安定化の指標となる基礎的財政収支「プライマリーバランス」は七億円の赤字。一九九七年度以降で初めて赤字を見込んだ一六年度に続く厳しい見通しとなった。

　山本龍市長はこの日の会見で「市債残高の増加は六供清掃工場の延命化のためでマイナス要因ではない。将来のためのきちんとした投資だ」と説明した。

　新規事業では、若者や子育て中の母親らの就職支援をする「ジョブセンターまえばし」を四月、大渡町に開所する。就職先を紹介するハローワーク機能のほか、無料のキッズルームを設けて乳幼児と一緒に来所できる。管理委託費などで五千六百七十五万円。

　一六年度から始めた、乳幼児が感染すると重症化しやすいロタウイルスの予防接種費の一部助成を増額する。二回接種用ワクチンの場合は計一万二千円を補助し、接種率の向上を目指す。

　中心市街地の活性化対策では対象地域の空き地に建物を新築する事業者に建築費の一部補助（支援上限額は五百万円）などを始める。

　歳入（収入）では、景気改善を見込み市税が前年度比１・１％増となるものの、国からの地方交付税は１４・７％減とはじいた。単年度の市債発行額は０・５％減の約百七十五億円。　（川田篤志）

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