[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
群馬県民スレPart3
250
:
凡人
:2016/11/18(金) 09:45:33 ID:0ZaqCPPs0
《ニュース追跡》近代美術館漏水 作品保管に苦悩
2016年11月18日(金) AM 06:00 上毛
群馬県立近代美術館(高崎市綿貫町)で空調機械室の配管から漏水し、収蔵庫に保管していた絵画に染みができた事故から1カ月余りがたった。県は空調設備の更新工事の担当業者によるミスが原因としているが、管理体制に問題はなかったのか。厳しい財政状況の中、公立の美術館や博物館が収蔵スペースの確保に悩む実態が事故を通して浮かび上がっている。
■点検を徹底
県は今月7日付で管理運営する文化施設5館に対し、収蔵庫の点検を徹底し機械室も毎日巡回するよう通知を出した。これまでの総点検により、5館全てで緊急性こそないものの、漏水した場合に構造的に収蔵品が被害に遭う恐れのある箇所が見つかった。
県は、事故が発生した収蔵庫の上の空調機械室の床について「年度内の予算で間に合えば、早急に防水化などの対応をしたい」とし、被害の恐れがある他の箇所は優先順位を見極めて計画的に対応を進める考えだ。
事故は10月13日午前、学芸員が新収蔵庫棟2階の「収蔵庫5」を見回った際に発見。天井から水滴が垂れ、県を代表する洋画家、山口薫の油彩画「猪狩先生像」(1931年)に水染みができていた。原因は昨年度実施した3階の空調機械室の設備更新工事で、担当業者が設計書で指定した規格に満たない部品を使用したためという。
工事担当業者は上毛新聞の取材に「故意ではなくミスだった。二度と起こらないよう誠意を持って対応したい」と謝罪。部品交換や点検、絵画の修復費用を負担する意向を示し、事故を防止できる新たな部品の提案や、点検方法の見直しを進めている。
■設備更新進まず
県の管理体制に問題はあったのか―。美術館関係者の一人は「聞いたことがない事故だが、工事で交換した部品一つ一つまで確認はできない」と防ぎようがなかったとみる。しかし、別の関係者からは「作品の保管は美術館の使命。展示以上に気を配っている」「工事業者の選定や担当者間の連携は慎重に行っている」との声も聞こえてくる。収蔵庫の上に空調機械室を配置せざるを得なかった理由も明確になっていない。
文化行政に詳しい高崎経済大地域政策学部の友岡邦之教授は「作品の保管については、どこの館も問題を抱えている。今回の事故はどこで起きても不思議はない」と話す。その上で事故を巡る背景に、文化事業に予算がつきにくい現状を指摘する。
国内の美術館や博物館の多くが高度経済成長期に建てられ、老朽化が進む一方で十分な予算が確保できずに設備更新が進まない状態にあるとされる。県内のある公立美術館関係者は「予算があれば収蔵庫を新築したいが、現状は受け入れ作品の吟味と既存施設の活用で補っている」と何とか運営している実情を明かす。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板