群馬県民スレＰａｒｔ３

23：凡人：2016/02/05(金) 12:54:28 ID:DZ5356bE0: 県債残高１兆２０１２億円に　１６年度県予算案【群馬】
2016年2月5日東京中日

　県は四日、二〇一六年度の一般会計当初予算案を発表した。同年度末の県債残高は一兆二千十二億円と過去最高だった前年度末から横ばいを見込み、県民一人当たりの借金は約六十万円。人口減少問題が深刻化する中、高齢者らを背負っていく次世代に過大な負担を回し続けている。（菅原洋）

　県債残高の内訳は、財政難の国が地方交付税を支給できず、後に充当する「臨時財政対策債」（臨財債）が過去最高の五千二百五十六億円の見通し。他の公共事業向けなどの通常債は六千七百五十六億円に減る見込みだが、過去に起債した臨財債が残高全体を押し上げる。

　一般会計の総額は約七千二百十六億円（前年度当初比０・８％増）と四年連続して増える。

　歳入のうち、県債は単年度の発行額が九百二十一億円（同１・８％減）。国が景気の回復基調に伴って税収が上向くと見込み、臨財債の発行を削減させる方針のため、県も三百九十五億円（同１７・０％減）と抑える。ただ、通常債は公共事業や教育関連施設などへの分が増え、過去十年で最高の四百七十六億円（同３・０％増）となる。

　他の歳入では、県税収入が二千四百九十億円（同５・５％増）と増加。県東部の自動車関連などの製造業が業績好調なため、法人関連の税や、従業員の給与所得が増えることによる県民税が寄与する。

　一方、歳出では、借金返済に充てる公債費が臨財債の負担が増え、過去五年間では最高の千七十四億円（同１・１％増）。高齢者の医療費や介護費が増大し、社会保障関係費も九百二十二億円（同２・８％増）と過去最高となる。公共事業費は八百三十六億円（同２・７％減）と絞る。

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