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高崎の野蛮人たち

272凡人:2015/04/09(木) 11:23:22 ID:zll/WUzM0
高崎・硫酸男が抱えた“心の闇” エリート一家育ちも奇行癖が
2015年4月8日日刊ゲンダイ

北村容疑者の実家は静かな住宅街に(C)日刊ゲンダイ

 群馬県高崎市で5人の女性に硫酸がかけられた事件で、7日、傷害と器物損壊の疑いで群馬県警に逮捕された無職の北村宣晃容疑者(30)。驚くことに、つい4カ月前、今回と同様の事件を起こし、警察に逮捕されていたという。

「北村容疑者は昨年12月、駅にいた女子高生(18)など女性3人のカバンの中に自らの精液入りのコンドームや尿が混じった空き缶をぶちまけた器物損壊の疑いで警視庁に逮捕されています。昨年10月には、ケーキシロップを女性にかけた暴行容疑で、翌月には下着を盗んだ窃盗容疑で捕まっています」(捜査事情通)

 北村容疑者はアニメやゲームのクリエーターをやっていたが、逮捕後に職をやめ、住んでいた東京・江戸川区から実家に戻ったらしい。高崎市山名町の出身で、小さいころは「のりちゃん」の愛称で、かわいがられていた。

 実家は築三十数年の家が立ち並ぶ一角にある。周辺はコンビニもない静かな住宅街だ。近隣住民がこう言う。

「両親と姉、弟の5人家族で、のりちゃんは小さいころから成績優秀。群馬一の進学校の県立高崎高校から、早稲田大学に進学した。お父さんは埼玉にある私大の准教授で、日本文学を教えていると聞いた。お姉さんはスポーツ万能、成績優秀で、近所では有名なエリート一家です」

 北村容疑者は“変わり者”として有名だったようだ。

「のりちゃんはリアクションがやけに大きかったりして、他の子とはちょっと変わっていたね。10年ほど前にお父さんと一緒に実家を離れたが、暴力や物を壊すなどの奇行が目立ち、5、6年前に入院していたと聞いた。最近はお母さんと引っ越しの準備をしていたので、不思議に思っていたんだよ」(地元住民)

 手配画像公開から、18時間というスピード逮捕。エリート一家に生まれ、将来を嘱望された男は心に闇を抱えていた。犯罪がさらにエスカレートする前に捕まったのは不幸中の幸いだ。


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