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高崎の野蛮人たち

156凡人:2014/01/27(月) 20:57:12 ID:cRSoFyHg0
【マラチオンの衝撃 冷凍食品農薬混入(中)】
ボーナス減額に「やってられない」 改造バイク・マンガコスプレ…【マラチオンの衝撃 冷凍食品農薬混入(中)】
2014.1.27 10:31

バイク撮影会のイベントに参加した際の阿部利樹容疑者=平成25年12月、埼玉県川越市

 昨年7月下旬。アクリフーズ群馬工場(群馬県大泉町)に勤務する契約社員、阿部利樹(としき)容疑者(49)は、会社から渡されたばかりの賞与明細を見て目を疑った。ボーナスが予想をかなり下回っていた。

 同工場では以前、「年功型」で、給与や賞与は勤務期間で決まっていたが、平成24年4月から「能力型」の賃金体系に変更されていた。評価に応じて時給単価が上がる仕組みになり、ボーナスも商品の生産目標などが達成されないと減額されるという厳しい査定制になった。

 「やってられない」。阿部容疑者は思わず同僚に漏らしたという。半年ごとに更新の契約社員で8年余り勤務してきた阿部容疑者。25年9月に契約を更新した直後の10月以降、仕事中に同僚の目を盗んでは冷凍商品に農薬「マラチオン」を混入していたとみられる。

 だが、商品には賞味期限のほかに、製造時間帯が2時間単位で記号表示されており、「混入した製品の製造日と、阿部容疑者の勤務した日付や時間の記録に矛盾はなかった」(捜査幹部)ことから、捜査線上には早い段階で阿部容疑者が浮かんでいた。

 同工場から数キロ離れた大泉町内の住宅地にある一戸建て住宅で、阿部容疑者は約10年前から妻や息子と一緒に暮らしていた。

 趣味はバイクやマンガ、昆虫採集。クワガタの幼虫を育てて周囲に販売することもあった。中でもバイクへの執着は相当なもので、派手な改造を施した車両にまたがり、街中を走る姿が目撃されている。バイクショップを営む知人男性は「改造に100万円以上かけていたが、すべて現金一括払いで、金に困っている印象はなかった」と話す。

 人気マンガ「ワンピース」や「仮面ライダー」のファンで、愛好者が集まるバイクの撮影会などでは、金髪のかつらにワンピースのキャラクターのコスプレで登場。そのまま、大音量で仮面ライダーの音楽をかけて走ることもあった。

 職場では別の一面を見せた。同僚男性によると、阿部容疑者は、仕事中に上司に注意されると、「またうるさくいいやがって」と、ブツブツ文句を言った。

 約2年前には、包装室の従業員との間でトラブルを起こし、会社から「同じことをしたら契約を更新しない」と通告されていた。翌日、更衣室でロッカーを蹴り、「ふざけんなよ」と怒鳴っていたという。ある従業員は「工場内では知らない人がいないトラブルメーカーだった」と語る。

 一方、契約社員の間では、会社への不満が強かったとの指摘もある。

 工場従業員約300人のうち時給制の契約社員は約200人で7割近くを占めるが、正社員は2割程度。元従業員は「契約社員は下に見られ、正社員への不満を持っている人は多かった」と話し、ストレスで辞める人も多かったという。

 「頑張って職責を果たせば正社員になれる」(同社幹部)というが、リーダーや班長になることが大前提で、正社員になれるのは、年間わずか3人程度。契約社員からは「正社員より給料が安いのに、リーダーや班長をやらされ、同じ責任を負わされるのはたまらない」との声も漏れる。

 同社幹部は25日夜の記者会見で「職場に特別大きな不満があるとは認識していない」としながらも「見過ごしている部分があると考えている」とも語った。

 2008年に発覚した中国製冷凍ギョーザ中毒事件では、元臨時従業員の男が正社員との賃金格差に不満を持ち、待遇改善や工場への報復目的で殺虫剤を混入した。ボーナスだけでなく、給与についても「安くてやってられない」とこぼしていたという阿部容疑者の愚痴から、同じ構図が描けなくもない。


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