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高崎の野蛮人たち
12
:
凡人
:2012/01/10(火) 11:57:37 ID:qlzPu6os0
群馬・功明ちゃん誘拐殺人事件
http://yabusaka.moo.jp/yoshiaki.htm
【事件概要】
1987年9月14日、群馬県高崎市筑縄町、高崎中央消防署員・荻原光則さん(当時43歳)の長男、「私立むつみ幼稚園」・功明ちゃん(5つ)が自宅前の神社から姿を消し、同夜、男から身代金を要求する電話があった。電話は何度か続いたが、16日午後、市内の川で功明ちゃんが遺体となって見つかった。2002年、時効成立。
―――――――――
【無惨】
行方がわからなくなっていた群馬県高崎市筑縄町、高崎中央消防署員・荻原光則さん(当時43歳)の長男、「私立むつみ幼稚園」・功明ちゃん(5つ)の遺体が同市鼻高町の谷津橋下の寺沢川で発見されたのは1987年9月16日午後6時35分頃のことだった。
功明ちゃんは全裸で、うつぶせとなって倒れており、顎が複雑骨折していた。13m上の橋の上から投げ捨てられたものと見られた。
9月14日午後2時30頃、功明ちゃんは迎えに来た光則さんと一緒に幼稚園を後にして、一旦帰宅している。家の前には地神社があり、普段からここを遊び場にしていた功明ちゃんはすぐに「(神社の)滑り台に遊びに行く」と1人で家を出ていった。
その10分後、通りかかった祖母が功明ちゃんの姿が見えないというので、家族や親類らが探し回ったが、とうとう見つからず、高崎署に捜索願を出したのは午後6時半頃だった。
その直後の午後6時42分頃、萩原家の電話が入る。
「子どもを預かっている。2000万ぐらいならあると子どもが言っている。2000万円よこせ、よこさなければ殺す」
男の声だった。それも若くはなく中年らしい声だったという。
男は「警察へ連絡したのか」と尋ねたため、光則さんが捜索願を出したことを伝えると、「届けたことを取り消して、2000万持って来い」と言った。
午後7時47分、2度目の電話。光則さんの弟で、現職警察官の正規さんが電話に出ている。
男 「おめえは誰だ」
正規さん「弟だ」
男 「子どもはどうした、子どもはどうした。・・・・2000万円よこせ、2000万円よこせ」
正規さん「おじいさんが寝こんでいるし、おばあさんは年をとってるし、そんな金ねえよ。第一、金融期間は休みだろ!」
男は翌日が「敬老の日」で休日だということを知らなかった。
午後8時3分、3度目の電話。この時、初めて功明ちゃんが電話に出た。
功明ちゃん 「お父さん」
光則さん 「うん、お父さんだよ。元気?」
功明ちゃん 「元気」
光則さん 「どうしてるの」
功明ちゃん 「これから帰るよ」
光則さん 「もしもし、どこにいるの。どこからかけてるの。おうち?どこのおうち?」
功明ちゃん 「おまわりさんは一緒」
光則さん 「おまわりさんかい。うーん、よし君、よし君・・・」
ここで電話は切れた。
この後、翌朝までベルを1〜3度鳴らして切るという電話が13回続いた。
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