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俺は小説家を目指している。

81マイケル・J・太郎:2004/09/11(土) 11:05 ID:WyhSiv6c
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初恋が遅かったせいかもしれない。私は女性関係に無頓着になっていた。そ
んなだからモモに対しても積極的になれないのさ、友人は言う。でもそれは
違う。信じる必要はないけれど、そんな単純な関係ではなかったはずだと思
えるのだ。
繋がっている感覚、それが夜空に空を見上げるような感覚。私と宇宙の間の
距離のように、果てしなく遠いけれどすぐそばにある。それが存在。いつも
身近にあるのになかなか気づかない不甲斐なさ。
人間はたくさんいるけれど、モモは一人しかいない。そんなモモとこうして
席を並べて、烏河公園の芝生の上にお弁当を広げて話をしていると、とても
幸せだった。
「そうか、これが幸せなんだ。」私はこのとき初めて知った。
生きていることが最近楽しいと感じ始めたのは、モモと出会ってからかもし
れない。無味乾燥とした砂漠のような心、よく友人がそう揶揄していた。
「君らは余計なことに煩わされすぎるのさ。無駄に時間を浪費して、人類的、
いや宇宙的な発見が遅れたらどうする?俺は君らとは違う、君らのいう恋人
なんて性欲の捌け口だろ、そんなもの娼婦と変わらない。俺は生きて真理に
到達してみせる。人間の生が限られているなんて負け犬の戯言だ、俺は神の
定めたタイムリミットを越えて見せる。」いつかの私がいった言葉だった。


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