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俺は小説家を目指している。

47某経大生:2004/08/07(土) 23:23 ID:2X.xFhR6
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「でもいやなものはいやなの」
「君はいつだってわがままなんだな。人の気持ちも考えずにそうやってわ
がままばかり通すんだ。わかったよ、もうお人形も何も買わないよ。君に
文句を言われるのはもう簡便だ」
父は短気な人だった。そして理性的な人ではなかった。観念でものをいい、
常識が彼の論理の中枢をなしていた。私は大学に入るのに苦労しなければ
ならなかった。まるで無駄な苦労をだ。女という理由で私は危うく研究の
道を閉ざされるところだったのだ。
「君は女なんだ。分かるか?君がいくら勉強したってなんにもなりはしな
いんだよ。君には分からないだろうけれどね、いや、君は分かりたくない
だけなんだ。私はね、君よりも人生を知っている。その私が言うんだ。君
みたいな女性は何人も見てきたよ。しかし誰一人として男性の中ではまる
で働くことができなかった。女性には限界があるんだよ」
それは環境のせいであり、女性に仕事与えない社会慣習があり、そのよう
な慣例があったのだ。その時代はもはや淘汰されたのだ。彼は間違い、私
の仮説は社会が達成してきた。それが合理的であり、経済的であり、そし
て何より民意があったからだ。
意思にそぐわぬ民意を抱えた父は今、故郷で引退し、日々を盆栽に打ち込
んでいた。最近コンピュータを始めたらしいが、OSI参照モデルも知らずに
ネットワークを利用している。不合理を許容し始めた人間の姿は、なんだか
哀れだ。


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