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俺は小説家を目指している。
29
:
某経大生
:2004/08/01(日) 16:33 ID:.KBY1HW.
メモリーズ
スマトラ島に響く歌声で、
今朝も私は目が覚めた。
「ハウアーユー?」
いつものように、カタカナ英語であなたは私に朝の挨拶。
昨夜もあなたの日に焼けた真っ黒な腕の中で眠りに落ちてしまったのね。
「気分はいいわ。だけどとっても心が痛い。」
石塚英彦似の顔をしかめさせながら、意地悪く答える私。
「ソーリー。アイキャントアンダースタンド。」
そっけないフリをして、相も変わらずカタカナ英語で答えるあなた。
だけど私は知っているの。
あなたの右手の引っ掻き傷のわけを。
3年前の夏。
渚のキャットファイターとして名を馳せる私の前に、あなたは現れた。
自慢のくさり鎌を振りかざし、ソバージュヘアーを振り乱し、
バックステップ気味にフェイントをかける私を見ながら、
あなたはただ反復横跳びを繰り返すだけだった。
ふたりの間に流れる、
張り詰めた氷のような空気。
固唾を飲んで見守る、私の師匠。
死んだ魚のような目で横たわる、私の兄弟子・ライオネル飛鳥・・・。
一瞬、よろけるように倒れこむあなた。
体力の限界を超えて反復横跳びを繰り返した結果、右足の筋肉は痙攣し、
もはや使い物にならなくなっていた。
だけど、私は見逃さなかった。
あなたの目は、まっすぐに明日を見ていた。
そして、あなたと私は恋に落ちた・・・
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