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その他の地域の軍隊

198Anotherなら年度末:2012/12/24(月) 21:04:38
当たり前の話だが、Anotherの最終回の地点で死んだのは管理人夫婦の2人だけ。じゃあ後の8人の生徒はどうなったの?それはちゃんと'''生きています'''。実際にあの地点では10人近くが重軽傷、死んだのは今年紛れ込んだ死者含めて3人だけです。その理由はちゃんとあります。あの時、辻井雪人はテープの中身が流された後になにをしたでしょう?ずばり死者である三神怜子をモップのようなもので叩いておりました。これがその後の運命を変えます。この状況を分かりやすく「時事の例え」で説明しましょう。

'''「尖閣に中国の軍艦が何年かに1度のペースで襲ってきます。当然、ミサイルや艦砲を撃って島にいる者を攻撃します。こちら側は死者が出ます。島に住む面々は軍艦の為に深刻な事態に陥ります。やがて、1人が内地から最近になって持ってきた武器で現れた軍艦を攻撃します。しかし中国の軍艦は沈みませんでした。ですが、軍艦は相当なほどの被害を受け艦載砲や発射機がめちゃめちゃに壊れたためこちらをおそえず引き上げてしまいました。沈まなかったものの被害を受けた軍艦はそれ以上こちらを攻撃できませんでした。」'''



まさに敵に致命傷を与えたのも同然ですが、この状況をAnotherに置き換えてみましょう。「死者を完全に死なせれば災厄は止まり死人も出なくなる。そうしなければ生きている死者が発するなんらかの電波のようなもので周りにいる三組の関係者が死に引き込まれるからだ。だが、死者が生きているからこそ我々は死にやすい。でも、もし死者を完全に殺さなくとも致命傷を与えることが出来たら?」つまりこういうことです。

死者に重傷を与えることで受ける効果を半減できる。死者が死ねば我々は死なず、死者が重傷になれば我々も重傷になる。辻井雪人があの時モップのようなもので叩いたことにより死者である三神怜子は重傷になります。あの場面を思い起こす限りでは頭から血を流していたので致命傷でしょう。というわけで、三神怜子は完全に死ななくとも重傷によりいわゆる半殺しにされたわけです。あの辻井雪人によるモップによる物理的打撃により死者は重傷に。こちら3組の生徒も重傷で済むわけです。結局、その後に小椋・王子・杉浦といった生徒は、実は重傷を負ったのみで生存しているわけです。



しかし、謎の部分があります。管理人夫婦の夫の方は三神怜子を殴打する前に殺されたので頷けますが、妻の場合は三神怜子が殴打された後に死んでいます。なぜでしょう。それは死因によります。舌をかんで自殺しているからです。災厄の効果が半減したのになぜ死んだのか。それはこういう意味があるからです。生き延びようとしている者が突如として不幸にあって死ぬのが「災厄による死」あり、自らの手によって死ぬことが「我々にとっての死」ではないでしょうか。つまり妻の死は我々の知る本当の死といってよいでしょう。



とはいえ、生き残った8人の生徒は今どうしているのか。人によっては死から逃れても世間の声から逃れることはできないでしょう。生き残ったとしても、彼らの努力が社会的には愚行だということに変わりありません。ところで、記憶改竄後の辻井雪人はあの時誰を殴ったことになっているのでしょうか。恐らく、彼のことで有耶無耶になっているのかも知れません。恒一や鳴、そして千曳も終盤で「死んだ」・「犠牲者」と言っておりますがそれは違います。合宿で死んだ者とその前に死んだ者ではこのような差があります。合宿前に死んだ生徒や関係者は「○○が死んだ・○○は死ななかったと思うんだ」と名前を出していましたが(風見も〝ゆかりは死ななかったはずだ〟と公言しています)、合宿における死者は個人の名前が出されていません。恐らく恒一や千曳が言う死んだ者と犠牲者は別の意味で「死んだ」・「犠牲になった」という事でしょう。要は「社会的に犠牲になった」を意味しているからです。



まとめ

辻井がモップを持ち出す→死者である三神が阻止しようと立ち塞がる→辻井、モップで殴打する→三神は血が出るほどの重傷になる→死者を半殺しにした→死者が死ねば災厄は止まるが、この場合半殺しなので死者が出す効果が半減される→つまり死亡率も半減し重傷になる→この後、3組の生徒はいかなる弊害を受けても重軽傷で済む。もし辻井が振り翳していなかったら、悪い結果で終わっていたに違いない。




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