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三度の飯より、音楽が好き!
9
:
闇夜の鮟鱇★
:2004/07/28(水) 09:28 HOST:183.net219117086.t-com.ne.jp
★★★ジャズの悦楽★★★
今、久々にオスカー・ピーターソンを聞いていて、
ふとジャズのことについて書きたくなったので、
今回はジャズについてひとくさり述べてみようかと思います。
先ず、私とジャズの出会いについてなんですが……
それは必然というよりは偶然というべきかもしれませんね。
というのも、その頃の私はバロック音楽にはまって、
もっぱらバッハなんかを中心に聞いていたんですが、
当時の流行として、バロックの名曲をジャズ風に
アレンジして聞かせるのが大はやりだったんですよね。
そう言えば、JSB(Jazz Sound Of Bach)なんていう、
紛らわしい名前のグループがありましたっけ。
無論、ヨハン・セバスチャン・バッハのひねりですよね。
他にも、ジャック・ルーシェ・トリオだとか、
ダバダバコーラスで有名なスイングル・シンガーズだとか、
色んなのがありました。で、正統的なバッハの演奏に飽きると、
そうしたアレンジが新鮮に聞こえるので、
好んでそういうジャズを聞いていたわけです。
しかし、その時点の私はまだ、真の意味で
『ジャズの魅力』に気付いていたとは言えないでしょうね。
何故なら『そもそもがパッハの名曲を下敷きにしている以上、
たとえどんな演奏をしようが、それが美しいのは当り前だ』
という風に考えていましたからね。
その後、暫くたって始めて純粋なジャズというものを聞いたんですが、
その中で、最初にピンと来たのがオスカー・ピーターソンだったんです。
それは、ビッグバンドを伴奏に彼がピアノを弾いている作品で、
特に『オン・グリーン・ドルフィン・ストリート』なんか最高でしたね。
良くジャズ番組なんかを聞いていると『スイングジャズのスイングとは
一体なんのことですか?』なんて質問する人がいるんですが、
大体の評論家は恐ろしく間抜けなのか、そうした質問に
まともに答えたのを、私は一度も聞いた覚えがありません。
まあ何事につけ『日本人には知ったかぶりが多い』という点は、
評論家だけに限った問題ではないんでしょうけどね。
きちんと物事の本質を踏まえた人間になりたいものです。
で、問題のスイングとは何かということなんですが、
それは現実に曲を聞いて見れば一目瞭然なんですね。つまり、
その音楽が体に入って来ると『ズンズン・ズンズズン』という感じで、
もう勝手にというか自動的に、体が左右に揺れ始めるんです。
つまり、音楽の心地よさが体の中にしみ渡って来ると、
もう、じっとしてなんか居られなくなる分けなんですよね。
それで、その時の体が左右に揺れて来るリズムというのが、
丁度、大時計の振り子が左右に揺れる状態とそっくりなわけで、
これを称してスイングと言うわけでしょうね。
つまり、Swing・swang・swungのswingですから、
振り子やブランコが左右に揺れるという意味ですね。
例えば、さっきの『オン・グリーン・ドルフィン・ストリート』だと、
ちょっとテンポが早過ぎるんですが……
多分『メロウ・ムード』という同じアルバムに入ってる曲で、
『イン・ア・メロウ・トーン』というのがあると思います。
これなんか聞くと『スイング』の意味が良く分かると思います。
似たような例で言うと、最近は余り聞かれないかもしれませんが、
昔、ロックの一分野でレイドバックなんてのがありましたよね。
あの場合は、エレキギターを抱えて演奏していると、
何かふんぞりかえったみたいな姿勢になって、つまり、
重心が自然と後ろに移動してくるという状態を言っているわけです。
だから、レイドバック(laid back)と言う名が付く分けですよね。
音楽では、こうした命名法が他にも珍しくないようですけど、
結局、何か『音楽の本質が体の姿勢にも影響する』みたいですからね、
音楽というものも、中々奥が深くて興味深いものだと思います。
で、そのオスカー・ピーターソンの音楽なんですが、
口の悪い人はワンパターンだとか言って批判するんですよね。
確かに、その音楽は少し型にはまっているというか、
ある種のコード進行から外には出ないようですからね。
その点で、物足りないという不満はあり得るでしょうね。
でも、私に言わせれば、あれだけ美しい音楽を作れば、
もうそれで十分なんじゃないですか!?
ひとりのピアニストに一体、それ以上の何を望むのかと思いますけどね。
確かにピカソみたいに、次々と作風を変えて
大天才と呼ばれる芸術家も世の中にはいる分けですが、
別にそれほどの大天才でなくたって、特定の領域だけでも
後世に残るような作品を作れたなら、芸術家としては、
それだけで、もう何も思い残すことはないんじゃないでしょうか。
(続く)
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