したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

三度の飯より、音楽が好き!

89闇夜の鮟鱇★:2013/12/28(土) 11:31:21 ID:???0
  ●●●2013年の音楽総評●●●(2/10)

最初の45番は既に沢山書いたので、特に付け加えることはありません。
次の80番では、色々調べる内にBWV80aというのが目についたんですね。
80と80aでは一体何が違うのか、と気になって聞いてみたんですが……
素人でも分かる差は、最後のコラールが二度繰り返される所位ですかね。
因みにこのカンタータでは昔から、ドハデな金管が加わる演奏が有名ですが、
あれはバッハの息子が後から付け加えたものなんだそうですね。
ひょっとすると、その改作された方をBWV80aと言うんでしょうか。

ところで、この演奏はローマの教会で行われたライブのようですが、
中々の名演で、特にソプラノの豊かな声量が素晴らしいですね。
この歌手は『ロレダーナ・ビージ』という人らしいですが、
でも……こういう肉感的な女性は、男を堕落させるという意味で、
教会からは嫌われるかもしれませんね。(^^;)

まあ、そういうことを言い出すなら、そもそもカンタータなんて、
カトリックから見たら、不倶戴天の敵の音楽ですからね。
ローマの教会でカンタータを演奏するなどということは、
一昔前には到底、考えられなかったことのような気もします。
これは近年の宗教和解が進んだ時代の産物かもしれませんね。


それに続く36番と97番は、これまた何度も書いたので省略します。
そして、最初にも触れた134番ですが、これは復活祭関連のようです。
曲想としては、140番の冒頭の曲に近いので、
140番が好きな人には特にお勧めでしょうね。
その場合、同じ復活祭関連とは言っても、例の復活祭オラトリオは、
キリストの処刑という衝撃から完璧に立ち直った感じがしますよね。
(因みに、去年は復活祭オラトリオの『第三部』と書きましたが、
あれはミスで、全部で11曲ある内の第3曲目でした。)

それに比べると、このカンタータの方は『その衝撃から、
まだ十分に立ち直り切れていない』という印象を受けます。
ここで使われている絵のポイントは、キリストの右胸にある傷ですね。
この傷は、キリスト処刑の後で『本当に死んだかどうかを確認する為に、
ローマ兵が槍で突いて出来た』と言われるわけですね。

ですから、この絵のキリストは一度処刑されてから蘇った姿であるわけです。
キリストの処刑後、暫くして『あのキリストが実は死んでなくて、
墓から蘇った』と騒ぎ始めたのが、例の聖パウロだったわけですね。
聖パウロと言えばバチカン聖堂の名前としても有名ですが、結局、
キリスト教の現在のような信仰の原型を作った人物であるようです。


でも……死者が蘇った、などというヨタ話を信じるのは、
最初のうちは女ばかりで、男は少なかったらしいです。
そこから、前にも少し触れましたが『娘たちよ、一緒に嘆こう』
なんていうマタイ受難曲の歌詞も生まれた分けでしょうね。
男たちの多くは当然、疑い深くて、その象徴として、
キリストの右胸の傷に指を突っ込んでいる男の絵を見かけますが、
後述する42番の絵なんかがそれですね。

あのう、仏教では良く仏舎利というのがありますよね。
あれはブッダの遺骨を分骨して納めてある、と言う触れ込みですが、
実は、それを全て集めると象一頭分にもなるという話がありました。
ですから実際の所は、その代替物として宝石などが使われているようです。
その点、キリスト教では遺体を包んだ聖骸布なんてのがありますけど、
万一どこかから、キリストの遺骨が出てきたとしたら、
どえらい騒ぎになるのではないでしょうかね。(^^;)

だって、パウロたちは『キリストの墓を暴いたら空になっていた』
と主張して、キリストの復活を説いた分けですからね。
つまり、処刑されて死んだはずのキリストは、一度生き返り、
しかる後に昇天した、ということになっている分けです。
その意味で、キリストの遺骨というものは、
この世に存在してはいけない代物なんですね。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板