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三度の飯より、音楽が好き!

63闇夜の鮟鱇★:2011/12/25(日) 12:57:32 ID:???0
  ●●●2011年の音楽総評●●●(2/7)

それから、このミサ曲では、もう一カ所、聞き逃せない所があります。
それは次のクリップですが、特に後半2分半あたりから始まって、
ドミネ・デウスへとつながる『グラティアス』が名曲ですね。
  http://www.youtube.com/watch?v=ZKE9NHGqB7I

この指揮者は、リッカルド・シャイーというイタリア人のようです。
それから、次のクイトーリスを歌っているソプラノ歌手ですが、
アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカと読むんでしょうか。
どうやら、ブルガリア人のようですね。
  http://www.youtube.com/watch?v=RbJYf2VXMc8

その名前からしても、何かエジプトとの関係を連想させますが、
『きっとクレオパトラがこんな顔をしていたんじゃないか』
と思わせるような東洋的な風貌をしていますね。(*^^)v
この人には、歌劇『サロメ』の主役をやらせたい気がします。
それにしても彼女といい、アルトのマヌエラ・カスターといい、
随分と胸をはだけていて、いくら演奏会形式とは言え、
ミサ曲を歌うには、少し色っぽ過ぎるんじゃないでしょうか。(^^;)


さて、ロッシーニ・ルネッサンスと言えば、
もう一つ外せないがグロリア・ミサ曲なんですね。
彼の宗教音楽では、さっきの曲とこの曲が双璧になると思いますが、
一つ目がグローリア、二つ目がクム・サンクト・スピリトゥですね。
  http://www.youtube.com/watch?v=YbQGcKyH1f4
  http://www.youtube.com/watch?v=aldc_ROS34s

因みに、さっきからドミネ・デウスだのクオニアムだのと、
耳慣れない言葉を使っていますが、特にカトリックの場合は、
グローリアやクレドなどを、更に細かく区分しているみたいですね。
ですから、有名な六区分しか知らない私なんかは、
どういう風に並べたら良いか分からずに苦労します。(^^;)
この場合は一応、連番が付いているのでそれと分かりますけどね。

ところで、前者のクリップの背景には、聖母子像が沢山出てきますが、
ここで注目して欲しいのは、聖母マリアの顔ですね。
昔、ヨーロッパの聖堂めぐりをしていた頃に気づいたんですが、
キリストの顔は、誰が描いても一定の共通性があるのに対し、
マリアの顔は、描く人によって全くバラバラなのが印象的でした。
結局、キリストの顔に比べると聖母マリアの風貌に関しては、
何の手がかりも残されていない、ということなんでしょうね。
ですから、画家は自分の想像力で創作するしかないようです。


それから、以前にノットルダムを『我らのおばさん』と訳しましたが、
さすがに『おばさん』では、ちょっとまずかったですね。(^^;)
英語では『Our Lady's Church』と訳しているようですから、
強いて言えば『我らの淑女』でしょうかね。
その時、ノートルダムという表記はおかしいとも書きましたが、
これはどうやら、英語での発音がそうなっていて、
日本では、それをそのままカタカナに引き写したようですね。

実を言うと、ニューヨークにもノットルダム寺院があって、
これがまた素晴らしく壮麗な建築なんですね。
正式の名前は、セント・パトリック寺院でしたかね。
パリやブリュッセルのノットルダムは、二つの四角柱が、
前面に門のようにそそり立っているのに比べ、こちらは、
そこが四角柱でなく四角錐になっているわけですね。
  http://tabisuke.arukikata.co.jp/mouth/14354/image

こういうのを、ノットルダムの北米様式というそうです。
大き過ぎるせいか、全景をうまく捕らえた写真がありませんね。
その場合、我ながら一つ不思議なのは、ニューヨークにいた時、
何度か見たはずなのに、強い印象を受けた記憶がないんですよね。
それで、後から色々考えてみたんですが結局、思い至ったのは、
私の建築を見る目というか、審美眼が鍛えられたのが、
他ならぬパリ滞在中であった、ということのようです。


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