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三度の飯より、音楽が好き!

34闇夜の鮟鱇★:2007/12/20(木) 11:56:23 HOST:151.net059085052.t-com.ne.jp
  ●●●2007年・今年の音楽総評●●●(2/4)

次にロックですが、例のナイン・インチ・ネイルズの新アルバムが出たらしく、
それで例の渋谷陽一が、またまた『傑作だ』とか大興奮してましたけど……
私の聞いた感じでは全然、駄目でしたね。結局『洗脳された音楽家が、
その後、暫くの間、最後の輝きを見せる』ということは珍しく無いわけで、
彼の場合も、前回のアルバムがその最後の火花だったような気がします。
何しろ、自分から『俺は修正主義だ』と居直っているらしいですからね。
その修正主義の意味については、既にあちこちで書いたので省略します。
  http://jbbs.livedoor.jp/study/3729/storage/1102295096.html#136
  http://www2.tba.t-com.ne.jp/a-z/omake/shouhizei_2r.htm#251

そして、もう一つ今度はフォークですが……
何故か、これまたセッション2007でやっていた、
エポ・ウィズ・ショーロ・クラブが今年の二つ目の収穫でした。
セッション2007と言えば、一応ジャズ枠だろうと思いますが、
エポは私の分類で言うとやはり、フォークに入りますよね。
で、そのフォークについては、まだキチンと書いたことがないので、
これを機会にざっとまとめてみることにしました。

何故、今まで書かなかったのかというと、何と言っても最大の要因は、
フォーク歌手の連中も、軒並み洗脳されてしまった為に、
近年は大した曲を作っていない、という事情がありましたね。
そういう状況の中で、今回のエポは一応のレベルに達していました。
例えば『見知らぬ手と手』や『百年の孤独』などでは、
生きていることのヒリヒリ感のようなものが、良く伝わって来ますね。


さて、で問題のフォークですが、その絶頂期を形成していたのは、
女性歌手で言うと、ユーミン・矢野顕子・五輪真弓の三羽烏ですね。
それぞれ個性がありますが、感性の新しさという点からすると、
矢野顕子・ユーミン・五輪真弓の順でしょうか。

矢野顕子などは『丘を越えて』という有名な歌謡曲を、
実に斬新なアレンジで聞かせて、アッと言わせたわけですが、
因みに、私が特に好きなのは『終わりの季節』という曲でした。
ですから、私は『この人は日本の音楽を全て書き変えるんじゃないか』
という位に期待していたんですが……やはり、駄目だったようです。

近年は『ニューヨーク近郊の山中(!?)か何かにしけ込んで、
時々日本に戻っては活動する』という生活みたいですが、やはり、
日本の歌手は日本に活動拠点を置かないと、どうしようもないでしょうね。
まあ、洗脳されてしまえば、その辺の事も、
自分の思い通りには、ならないんでしょうけどね。


ユーミンも、その音楽の斬新さは中々のものでしたが、
私からすると、歌詞が少々ミーハーっぽいのが難点でしたね。
ただ、中身の濃い音楽を沢山作ったという意味では、
三人の中でも抜きんでていたと思います。

そして、もう一人の五輪真弓ですが、この人の音楽は、
三人の中では一番、その感性が古い感じがしました。
ただ、彼女の売りは何と言っても、その歌唱力ですよね。
これは三人の中でも、ずば抜けていたと思います。
ただ一人、外国から呼ばれて、パリ公演までやった程ですからね。

あのう……日本ではどう言うわけか、
そうした歌唱力が、余り重視されない傾向にありますね。
最近、聞いた歌手で言うと、フォーク系の手島葵とか、
ジャズ系のチアなどが良い例ですが、
あんな蚊の鳴くような声では、海外では全く相手にされませんからね。


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