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三度の飯より、音楽が好き!

29闇夜の鮟鱇★:2005/12/31(土) 10:59:50 HOST:212.net059085040.t-com.ne.jp
  ●●●今年聞いた音楽の総評●●●(2/2)

結局、私の考えでは、音楽の感動には二種類あると思うんですよね。
一つは、人間に生きる力を与えてくれる感動、
もう一つは逆に、生きる力を吸い取られてしまう感動ですね。
悪い例で言うと、フォーレの『レクイエム』なんかがその典型です。
それは間違いなく、大変に美しい音楽ではあるんですが、
その曲が与える感動は、我々に元気を与えてくれるというよりも、
むしろ何か、逆にしょんぼりさせてしまうような内容なんですね。

実は、私がジョン・レノンの音楽を嫌いな理由の一つも、そこにある分けで、
例のイマジンが良い例ですし、ラブなんて曲はもっとひどいですからね。
先に取り上げたジョアンナ・ニューサムなんかにしても、
こうした観点からすると、余り高い点数は付けられないと思います。

その場合、一つには『レクイエム』という形式が問題かもしれませんね。
レクイエムという音楽は『死者の為のミサ曲』とも言いますが、
こうして『死者を悼む』という感情が入って来ると、
どうしても音楽は甘くなって、感傷に流れてしまうようですね。
それが生命力を奪う結果になるんだろうと思います。
例えば、モーツァルトの『レクイエム』も有名な曲ですが、
私の好みからすると、これももう一つ気に入らないんですよね。
この曲も確かに名曲ではあるんですが、私からすれば、
むしろ、彼の最高傑作は『ミサ曲ハ短調』だろうと思います。


良い例で言うと、以前に書いたバッハのカンタータの傑作が皆そうですね。
それに、さっき紹介したガルッピの『アダムの転落』なんかも、
実にイタリア的な生命力が横溢(おういつ)していて、私のお気に入りです。
もう一つ有名な例を挙げると、ハイドンの『ミサ曲ネルソン』も最高ですね。
なにしろ、ミサ曲とは言いながら、
この曲を聞いていると、ウキウキして来ますからね。(*^^)v
これは恐らく、ハイドンの最高傑作だろうと思います。

あのう、クラシックの方では良く、大バッハを『音楽の父』
ヘンデルを『音楽の母』なんて併称することがありますよね。
確かに、バッハの音楽の厳しさは父親に似た所がありますし、
ヘンデルの音楽の優しさは母親に似ているとも言えますけどね。

ただ……最近の私の評価では、ヘンデルはちょっと格が落ちるというか、
到底バッハと同列には並べられないし、
上述したような生命力という観点からしても、
ハイドンの方が上なんじゃないかという気がしているんです。


因みに、以前にバッハのロ短調ミサに関して >>8 の所で
ヘンデル・ハイドン・モーツァルトは恥ずかしくないのを作っている
なんて書いたのは、ちょっと筆がすべりましたね。(^^;)
つまり、ヘンデルという人はミサ曲は作ってないようですからね。
私の頭の中には、オラトリオ『救世主』があって、
それとごっちゃになってしまったようです。

そうした生命力という観点では、ロックにも良い曲が沢山ありますが、
ただロックの場合は、どうしてもセックス描写が多くなるようですね。
例えば、暫く前にライブビートでやっていたパイロットもその一つで
その音楽は素晴らしい生命力を持っているんですが、
その歌詞ときたら、もっぱら『セックス描写』ですもんね。(^^;)
ですから今では、ちょっと付き合いきれないような気もしています。

もう随分、古いバンドなので、とっくに解散したんだろうと思っていた所、
つい最近、再結成されたらしいですね。
例のライブビートでのBBCライブは、その再結成版かもしれません。
ただ、恋やセックスというのは、命を生み出す行為でもある分けですから、
その意味では、生命力があるのは当然の帰結かもしれませんね。
例えば、江戸時代には遊女との心中がはやりましたが、結局、
遊女との恋愛感情には、死への恐怖を打ち消す効果があるんでしょうね。


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