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:
闇夜の鮟鱇★
:2012/03/30(金) 11:44:28 ID:???0
●●●書き言葉の衝撃と万葉人の責任感●●●(6/6)
それから第45回では、大伴坂上郎女の724番歌の解釈が気になりました。
朝髪の 思ひ乱れて かくばかり
汝姉(なね)が恋ふれそ 夢に見えける
(朝、髪がくしゃくしゃになるように、
心がちぢに乱れて、あなたが私のことを思うから、
私の夢にまで、あなたが出てきましたよ。)
この講師の解釈は、もう一つ明確ではありませんでしたが、
『こんなにもあなたを恋しがるから、
あなたが私の夢に出てきた』とか言っていたと思います。
ということは『母親の郎女が娘の大嬢を恋しく思った結果、
母親の夢に娘が出てきた』ということになりますね。
ネットでは両様の解釈があるようですが、
例えば、このサイトの解釈も講師と同じになっています。
万葉集 水彩画
http://blogs.yahoo.co.jp/nosolu2003/archive/2011/10/14
でも、実を言うと、夢についての考え方は、
現代人と古代人とでは正反対である分けですね。
つまり、現代人は『自分があの人のことを思うから、
あの人が自分の夢に出てくる』と考えますが、
古代的な発想では『あの人が自分のことを思うから、
あの人が自分の夢に出てくる』となる分けです。
言わば、一種のテレパシーみたいなもので、
『相手の念力のようなものが空中を伝わってきて、
自分の夢の中に現れる』と考える分けですね。
その意味で、古代人の発想は現代人とは逆になるわけです。
ですから、ここで朝髪の乱れる如くに思い乱れているのは、
母ではなく、娘の方であると解釈する必要があると思います。
それから第44回では、例の赤人の歌を改めて取り上げていましたね。
朝雲に 鶴は乱れ 夕霧に 河蝦はさわく
http://www1.kcn.ne.jp/~uehiro08/contents/parts/36.htm
その場合『かむなびやま』がどの山かハッキリしないとか言っていましたが、
私の考えでは、ここは天香具山とするのが順当であるような気がします。
何と言っても明日香を代表する神聖な山と言えば香具山ですし、この場合、
飛鳥川との地理的関係に、余り捕らわれる必要はないのではないでしょうか。
ところで、最後にもうひとつ、気になっていることがあります。
万葉歌人の名で、黒人・赤人・旅人などはそれなりに意味が分かりますが、
山上憶良の『おくら』とは一体、何を意味するんでしょうか。
『さくら』や『まくら』からの連想で言うなら、ここでも、
『おく』という動詞が名詞化したものと考える手はありますが、
それにしても、具体的に何を意味するのか皆目、分かりませんよね。
これは、和語としては既に廃れてしまった言葉の一つで、
本来は何か意味があったのかもしれませんね。
その点では、大伴家持の『やかもち』と言う読みも不審ですね。
『やもち』とか『かもち』、或いは『いえもち』ならまだ分かりますが、
どうして『やかもち』なんでしょうか。(^^;)
因みに、黒人に関しては
>>102
で凡ミスをやらかしました。
そこでは、うっかり『武市黒人』と書きましたが、
『たけちのくろひと』の『たけち』は、
高市皇子と同様に『高市』とするのが正解でしたね。
ですから、正しくは『高市黒人』です。
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