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強制連行は実際にあったのか?

116名無しさん:2004/03/08(月) 18:20
◇朝鮮人動員で人質拉致示す政府内文書/強制的連行裏付け◇ 朝日新聞
http://www.ksyc.jp/kr/sinbun01.html

アジア・太平洋戦争末期に、植民地だった朝鮮半島から日本へ動員された朝鮮人に対して、
拉致同然の強制的な連行が繰り返されていたことを示す旧内務省の公文書が、外務省外交史料館から発見された。
「強制連行」についてはこれまで、被害者の証言が中心で、その実態が公式に裏付けられたのは初めてとみられている。
水野直樹・京都大助教授が発見、整理した。二十八日、「朝鮮人強制連行真相調査団」が主催して千葉市で開かれる
シンポジウムで発表される。

問題の文書は、内務省嘱託職員が朝鮮半島内の食料や労務の供出状況について調査を命じられ、
一九四四年七月三十一日付で内務省管理局長に報告した「復命書」。 その中で、動員された朝鮮人の家庭について
「実に惨憺(さんたん)目に余るものがあるといっても過言ではない」と述べ、動員の方法に関しては、
事前に知らせることによる逃亡を防ぐため、「夜襲、誘出、その他各種の方策を講じて人質的掠奪拉致の事例が多くなる」
と分析。朝鮮人の民情に悪影響を及ぼし、家計収入がなくなる家が続出した、などの実情を訴えている。 
また、留守家族の様子について、突然の死因不明の死亡電報などが来て「家庭に対して言う言葉を知らないほど気の毒な状態」
と記している。

水野助教授によると、戦前の内務省文書の大半は、自治省の倉庫にあると言われ、
植民地に関する文書も含まれているとみられるが、いまだに公表されていないという。
「植民地の実態を明らかにするためにも内務省文書の公開を急ぐべきではないか」と指摘する。
今回、水野助教授らが集めた史料を東京都内の出版社が復刻出版しようとしている。
だが、外交史料館は「外務省に著作権がある」と不許可を通告した。[1998-02-28-02:59]


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