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経済学史

131コメがない…:2009/07/27(月) 01:45:31
Q リカードとJSミルの利潤の定義の違いを述べその展開を示せ


Aリカードウとミルは賃金の分配について大いに差がある。リカードウは労働価値説の立場から利潤は
生産物の総売上-差額地代-賃金
から規定されるとした。従って、賃金が固定され、総売上も1労働単位に換算して考えれば劣等地であるほど下がってゆく。最劣等地は地代ゼロとの仮定であるが、教科書にあるとおり差額地代という概念からすれば「差額」が重要である。現代の感覚では、利益は土地所有者と起業家(ミルの概念)が利益を分け合いそうなものだが、リカードウの前提ではそうはならない。なぜなら労働者の賃金が自然価格で均衡する、つまり人口によって事実上賃金が固定されるから、総売上が下がれば下がるほど資本家の利潤が消失する。
従って利潤が一定以下になった際に、過去の利潤を減資とした投資が止まり、経済成長が終焉するとした。なぜならいくら貿易を続けようとも、地球の生産資本に限界があるからである。もっともリカードウは今すぐ喫緊に止まると考えたわけではなく、相当先のこととしたようだ。

一方のミルは、賃金基金説をとる。利潤論に関しては、リカードウのまるで余り物のような扱いとは違い、シーニアの「制欲」の概念が用いられる。この概念では制欲コストがゼロとならない限り利潤ゼロとはならない。なおこれを利子と呼ぶ。また総理順を構成する者は利子だけでなく、保険料、監督賃金もこれにあたる。
リカードウは利潤の低下傾向の緩和を、生産性の向上と安価な必需品並びにその生産手段の輸入に頼ったが、ミルは資本の輸出と周期的恐慌を追加した。しかしこの2つを追加したところでいつかは成長が止まるとした。もっともミルはその成長が止まった「停止状態」をリカードウとは対照的に好意的に評価した。
その後の展開は、自然破壊などの懸念から停止状態を好意的に評価し、先進国で遺産制度の変革などの分配の改善や、2つのアソシエーションを掲げた。


この問題しっくりくるけど、高橋先生マルサス学会所属だからなぁ。でもレポートマルサスだったし。


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