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高座説教について教えてください

4川蝉:2005/09/05(月) 13:50:11
日蓮宗の者です。
随分と昔の学生の頃に、高座説教の所作の授業を受けましたが、話し下手なので、その後やったことも無く、すっかり忘れてしまいました。

どのような点に興味をもたれて居られるのか分かりませんが、大阪布教師会の掲示板 ↓
http://www.lemon.ne.jp/bbs/bbs.cgi?room=sunlotus
で質問された方がよいと思います。

日蓮宗事典に次のように解説してあります。

高座説教。
信者大衆より一段高く設けた席で行う説教のこと。本宗においては高さ四尺五寸、幅四尺四寸、奥行三尺五寸の台を用い、主に繰り弁を入れた説教式を言う。説教を行う場合何らかの台を使用するのは仏陀以来の伝統であるが、本宗のような高い台の上からしかも儀式にしたがって行う形式は他に例をみない。同じ鎌倉仏教の禅系、浄土系それぞれ高座を使っての説教を行ってはいるが、本宗ほど高くはなく、儀式もない。本宗に於てこの形式が確立したのは徳川中期といわれている。諸本山の出開張が盛んに行われ、各説教師といわれる人々が多数輩出したのと時を同じくしている。高座は木製で、回りを金襴などで作られた高座掛でおおい、上部を板で押さえる。経箱、金丸、科註箱などの用具はこの板の上におく。説教師は香炉を持ち侍者二名(一名が科註箱を持つ)を従えて入場、御本尊に一礼(または焼香)して登高座する。一応の順序を示すと。
 (一)一拝―身業説法の気持での一拝。(二)開経―経箱のふたを開き、経巻を目八分の高さで拝する。(三)中啓―中啓、笏を定位置におく。(四)書物―祖書中の拝読個所を確認。(五)焼香―(1)天魔波旬の遠離、(2)仏祖の影現、(3)諸天善神の影現を念ずる。(六)散華―仏を請じ供養する。(七)願文―香炉を持ち、一拝、願文を唱える。(八)経文―講題にそった経文を訓読する。寿量品の文は後座のみ引用するとの口伝之あり。(九)讃文―(以下各項参照)。(一〇)唱題。(一一)説前回向。(一二)祖書。(一三)讃歎文。(一四)呑茶―談義前に一口しめし、同時に心を落つける。(一五)談義。(一六)中回向、諷誦文。(一七)祖伝―竜口は後座のみの口伝之あり。(一八)説後回向。(一九)宝塔偈―高座を下りる。明治初期まで盛んであった高座説教も、明治末期から、大正と下火になり、戦後は高座の無い寺の方が多くなってしまった。しかし伊藤海聞はじめ多くの先師の努力によって布教院が再会、ここで伝承され、今日に至っている。

高座前
高座説教の時、高座の正面に座り、説者の話の呼吸に合わせてお題目で受けたり、合掌で受けたりする人々のこと。釈尊教説の場には、発起・影向・当機・結縁の四衆が居られたが、この四衆に学んでできたのが高座前の語だといわれる。それだけに高座前に座る人は説教の聞きなれた人、よく理解している人が座り、説者の強く言わんとしたところでは、これをお題目で受けとめ、一般信者に感覚の面からわからせる役を果した。その反面、説者が未熟である場合には高座前が逆に邪魔になった。また高座前の人にも未熟者の場合には「それ頑張れ」と無言の気合を送り、若手養成の一役にもなっていた。説者の姑という人もいた。ちなみに、高座前に座る人は主に高齢の女姓が多かった。

高座用具
高座説教の時に使用する道具。(1)高座、木製で高さ四尺五寸、幅四尺四寸、奥行き三尺五寸の箱型又は骨組みの上部に板をのせる。(2)高座掛、高座の周囲をおおう布で金襴製、合せ布製、刺繍製のものなどがある。(3)科註箱、高さ五寸、幅一尺二寸、奥行き九寸六分の箱で、主に漆塗り、蒔絵などがほどこしてある。説者の草稿、御書、諷誦文、中啓、笏、散華、香合、ハンカチ、懐紙、時計などを入れるのに使用する。(4)御経箱、総丈三寸六分、幅二寸一分、奥行き六寸四分の御経を入れる箱で、横に赤又は紫のかざりひもでゆわえてある。漆塗りで井桁に橘の紋入りか金蒔絵などがしてある。(5)尻敷、説教中説者の姿勢がくずれないように用いる尻に敷く台でT字型、箱型、枕型などがある。(6)笏、高座説教中、特に祖伝等に於て特に注意をうながしたいような時に打って音を出して知らせるのに使用した。(7)笏台、笏を打つ時に使用する台。(8)科註掛、科註箱の表面をおおう飾り布で、表は紅地本金錦織、裏白地緞子裏付、房白綿打房がその一例である。


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